「2024 VCT Challengers」開催詳細が発表。開催空き期間の大幅短縮、CL-Premierチームの昇格/降格イベントの導入、アフィリエイトパートナーシップ、2Wayプレイヤー、プレイヤーレンタルなどの新制度が導入
Riot Gamesは10月20日、2024年のVALORANT Challengersに関する詳細情報を発表しました。
記事によると、2024シーズンのChallengersは年間を通して開催され、ティア2の枠内で定期的に試合が行われるとのこと。次のChallengersシーズンは1月に始まり、9月に開催されるAscensionへの出場チームが決定されます。
2024 Ascensionが終了した後、10月にはChallengers 2025のキックオフが開催。例年よりも開始が早まることによってスケジュールの空き期間が短くなると同時に、Ascensionの勝者にはインターナショナルリーグに向けて十分な準備期間が取れることを目的としています。
また、2024年からはCLチームとPremierチームの間で初となる「昇格/降格イベント」が導入。本イベントではCLチームと対戦する機会とCLシーズンのStage2の出場権をかけ、Premierチームがトーナメントを戦うこととなります。Premierに関する詳細については11月上旬頃に発表予定としています。
さらに、2024年のChallengerシーズンでは「より強い繋がりと機会の拡大をもたらす」ことを目的とした新たなポリシーが導入予定。以下3つの新制度の導入が予定されています。
- アフィリエイトパートナーシップ
- インターナショナルリーグチームがChallenger / Game Changersのチームとパートナー関係を構築することができるようになり、アフィリエイトパートナーシップを結んだチームは、コンテンツやその他の商業的な提携関係においてより緊密なコラボレーションが可能に。Challengerチームのアフィリエイトパートナーシップは同じ地域内で締結する必要があるものの、Game Changersチームにおいてはそのような地域による制限は課されない。
- 2Way プレイヤー制度
- インターナショナルリーグで頻繁に見られた問題を解消するために作られたシステム。本制度の導入により、インターナショナルリーグのスターティングロスターでフルにプレイ時間が取れないプレイヤー(サブメンバー)は、アフィリエイトパートナーのチームのロスターでChallengersおよびGame Changersに参戦ができるようになり、十分な競技経験を積む機会を得られるように。
- プレイヤーレンタル制度
- 2Way プレイヤー制度と並行して導入され、プレイヤーが成長する機会を拡大。2024年では、インターナショナルリーグのチームが所属プレイヤーをChallengersやGame Changersなど、インターナショナルリーグ以外のチームにレンタルすることが可能に。2Way プレイヤー制度と異なり、レンタルされたプレイヤーは、レンタル期間が終わるまで親チームで競技に参加する資格を失うこととなる。ただし、プレイヤーのレンタルはアフィリエイトパートナーシップに縛られないため、レンタルされるプレイヤーの行き先にはより多くの選択肢が残される。
2024 VCT CHALLENGERSのお知らせ
本日は2024年のVALORANT Challengersに関する第一報として、イベントの詳細情報を紹介していきます。
2024 VCT CHALLENGERSのご紹介
2024 VCTシーズンに関する情報をお届けします!今後数週間にわたって、来年のVALORANT Esportsにどのような展開があるかを詳しくお伝えしていきます。今回の記事ではChallengersに焦点を当て、来たるシーズンの変更点や、プロを目指すプレイヤーたちがどのような道を歩むのかを紹介します。以前にシーズン2024のお知らせと、それに続くChallengersの詳細記事(英語)でも情報の一部をお知らせしましたが、今回は来年のエコシステムについてより明確なロードマップを提示します。
ChallengersとAscensionは、VCTの最高レベルに到達しようという意志を持つプレイヤーにその機会を提供することを目的として進化を続けます。Challengersは各地域のショーケース、すなわち世界中に広がる数多くのVALORANTコミュニティーから最強のプレイヤーが羽ばたくための舞台として機能することになります。
私たちの戦略の基礎を成す「目標」、「志望」、「参加」の精神は、Premierでさらに強化され、Challengersとも強く結びつくでしょう。Premierに関する詳細は、11月上旬ごろに発表します。
レイヤーを越えるコラボレーション:アフィリエイトチーム、2Way プレイヤー、プレイヤーレンタル制度
スケジュール:1年を通した競技シーンの大航海
2024年のChallengersは年間を通して開催され、ティア2の枠内で定期的に試合が行われます。次のシーズンは1月に始まり、定期的に組織的な試合の機会を提供する2つのステージの進行を経て、9月に開催されるAscensionへの出場チームを決定します。
- 1月のChallengers開始時には、ほとんどのリーグでOpen Qualifiersが開催され、2023年シーズンからお馴染みのチームも登場するでしょう。各ステージはプレイオフへ向けて熱気が高まり、そこでシーズン最高のチームが栄誉を手にします。各リーグの詳細は地域のチャンネルにて発表されます。
- 来年はステージ1終了後に、CLチームとPremierチームの間で初となる昇格/降格イベントが導入されます。このイベントではCLチームと対戦する機会とCLシーズンのステージ2出場権をかけ、Premierチームがトーナメントを戦い抜きます。Challengersに出場を希望するチームは、11月上旬に発表される地域ごとの詳細情報をご確認ください。
9月に2024 Ascensionが終了した後、10月にはChallengers 2025のキックオフが行われます。例年よりも開始が早まることによってスケジュールの空き期間が短くなると同時に、Ascensionの勝者にはインターナショナルリーグに向けて十分な準備期間が取れることになります。
2024年のChallengerシーズンでは、多層的なエコシステムを越えて、より強い繋がりと機会の拡大をもたらすための新たなポリシーを導入します。私たちの主な目標はチームが競技内での選手の起用に柔軟性を持たせ、人材開発を改善することです。
- アフィリエイトパートナーシップでは、インターナショナルリーグのチームがChallengerやGame Changersのチームとパートナー関係を構築することができます。アフィリエイトパートナーシップを結んだチームは、コンテンツやその他の商業的な提携関係においてより緊密なコラボレーションが可能になります。Challengerチームのアフィリエイトパートナーシップは同じ地域内で締結する必要がありますが、Game Changersチームにおいてはそのような地域による制限はありません。このパートナーシップにより、「2Way プレイヤー」を活用する新たな選択も生まれます。
- 2Way プレイヤー制度とは、インターナショナルリーグで頻繁に見られた問題を解消するために作られたシステムです。昨年インターナショナルリーグのロスターに交代要員として登録されていたプレイヤーは、十分なプレイ時間を得られず、競技において有意義な経験を積むことができませんでした。2Way プレイヤー制度の導入により、インターナショナルリーグのスターティングロスターでフルにプレイ時間が取れないプレイヤーは、アフィリエイトパートナーのチームのロスターでChallengersおよびGame Changersに参戦でき、貴重なコンペティティブの経験を積む機会を得られます。
- プレイヤーレンタル制度は2Way プレイヤー制度と並行して導入され、プレイヤーが成長する機会を拡大します。2024年には、インターナショナルリーグのチームが所属プレイヤーをChallengersやGame Changersなど、インターナショナルリーグ以外のチームにレンタルすることが可能になります。2Way プレイヤー制度と異なり、レンタルされたプレイヤーは、レンタル期間が終わるまで親チームで競技に参加する資格を失います。ただし、プレイヤーのレンタルはアフィリエイトパートナーシップに縛られないため、レンタルされるプレイヤーの行き先にはより多くの選択肢があります。
こうした変更により、新たな可能性が生まれることが期待されます。アフィリエイトチームパートナーシップはVALORANTの2024シーズンをより魅力的かつオープンにし、爪痕を残したい選手にとっても、競技シーンで新たな才能を目撃したいファンにとっても、実り豊かな体験となるでしょう。
2024 Challengersシーズンが、白熱する競技、機会の発展、そして地域の栄光に満ちたものとなるよう願っています。今後、地域別の詳細情報やグローバルイベントに関する情報が続々と発表されますので、2024年の新たな展開にご期待ください。
コメント
コメント一覧 (16件)
実際にレンタルするとこなんて出てくるんか?
メリットよりデメリットの方がでかそうだけど
アカデミーの選手に経験積ませる目的くらいかな
CRを抜けてTier1チームに行きたいけど、引退後はCRでストリーマーやりたい人とかには最高のルール
仮にこうなれば最高だな
CRやFLの日本人選手全然出たがらなかったし
文章分かりにくいけどTier1チームがCLに貸し出す側じゃないか?
日本一人気のチームが実質的に他のチームの傘下になるみたいな事しないと思うけどなあ。
人気でもチームとしては雑魚なんだし金になるならやるだろ
meiyとか強いのに絶対抜けないしな
新人発掘に積極的で尚且つそこまで大きな知名度がないチームとかはzetaとかと提携するとこで一定のメリットは得られると思う。
まぁ、完全に上下関係が出来るみたいなもんだからどうなるんだろうね。
2wayとレンタルが日本のプロスポーツで馴染みのない契約だからわかりにくいけど2wayはTier1のチームがTier2のチームメンバーと予め契約しておけば万が一のときに欠員補充が出来る契約で、レンタルがサッカーでよくある補欠を腐らせないためにTier1からTier2に貸し出す契約でしょ
レンタルはある程度契約あるかもだけどそれでもEGのようにスクリム用の選手って理由があって契約してるだろうしレンタルで貸し出すほどILのチームに余裕あるチームないだろ
あと2way契約は絶対流行らないしTier2チームをばかにしすぎで結ぶメリットなさすぎるわ
正論を言うな!!
Riot極端だね、ハードスケジュールだ。
改善されたならよかったです。
記事タイトルVCTになってますが正しくはVALORANT Challengersです。
今年からVCTブランドはTier1以上のものです
元のツイートで「VCT Challengers」になってるよ
比較的シンプルな今年ですらあれこれ問題起こってたし管理し切れるように思えないけど
コメントがまともだ・・・シーズン終わりにフォーマット出たときは感情論の嵐だったのに・・・