
Riot Gamesは8月13日、オフシーズントーナメントのイベントリストを公開しました。しかしEMEA地域のイベント数がほかの地域と比べて少なかったことに、選手やファンから批判の声が上がっています。

Riot GamesのVALORANT グローバルeスポーツヘッドを務めるLeo Faria氏のツイートに対しては、ラトビア出身で現在は北米の「NRG Esports」に所属するardiis選手が「ヨーロッパのイベントは0?」「インドよりもオフラインイベントが少ない」と、ジョークを交えながら批判しています。
Zero events in Europe?
— NAVI Ardiis (@ardiis) August 12, 2023
Got more lans in India than we do in Europe🤣
— NAVI ardiis (@ardiis) August 12, 2023
さらに、Leo Faria氏の「EMEAはオフシーズンをトロフィーを磨くために費やすことになりそうだ」との発言が炎上。同氏の解雇を求める声も多く挙がっています。同氏は後に「EMEAが今年全てを勝ち取るというジョークだった」「EMEAは9つのイベントが発表されており、既に昨年より多い。素晴らしいことになるよ!」と釈明する騒ぎになりました。
Come on folks, the joke is about EMEA winning everything this year. There are literally 9 events across EMEA announced so far, which is already more than last year! It’ll be awesome!
— Leo Faria (@lhfaria) August 12, 2023
確かに今年のほうがイベント数は多いものの、ほぼすべてで北欧やトルコ、DACH(ドイツ / オーストリア / スイス)など地域が限定されています。昨年はヨーロッパ中から参加チームを募った「G-Loot VALORANT Clash」や「Redbull Home Ground」オープン予選があっただけに、はっきりスケールダウンした印象があります。
こうした状況に対し、「Team Liquid」所属のSayf選手は怒りを露わにしています。
I was playing 100 dollar cups with four homies screaming down my lungs, you wanna breed talent? That’s where you start! Not this lame ass fucking system and an INFLUENCER tournament, THEY ALREADY HAVE ATTENTION, BRING IT TO THE ASPIRING PLAYERS
— Sayf (@DSajoof) August 12, 2023
私はVALORANTで競うのが大好きです。だからこそ、オフシーズンのトーナメントで参加チームが制限されているのは非常に恐ろしい。なぜ招待無しのオープントーナメントを開かないのか。
私がeスポーツを好きになったのは、Counter-Strikeでこうしたチャンスを与えてもらったからだ。他の選手に道を開くべきだ!恥ずべきことだ。
私は4人の仲間たちと大声をあげながら、(賞金総額)100ドルの大会でプレイしていたんだ。才能を育てたい?そこからがスタートだろう!うんざりさせられるクソみたいなシステムとか、インフルエンサーの大会ではなく。それらは既に十分注目されているんだから、熱意のあるプレイヤーにチャンスを与えるべきだ。
@DSajoof
オフシーズンイベントに関してはサードパーティが開催するため、Riot Gamesと直接の関係はありません。しかしEMEA地域のtier2ではトルコやフランスなどを除いて視聴者数の減少に悩まされており、北欧リーグではChallengersリーグの試合が一部配信されず、各地のチームで給与の未払いが発生するなど、かなり不安定です。そうした状況を作りだしたRiotへの不満が背後にあり、今回の批判が表面化しています。
Leo Faria氏は今シーズンを踏まえ、Champions終了後に来シーズンのシステムを公開予定としています。世界各地のtier2シーンが難しい状況にあるなかで、改善策を見出すことはできるでしょうか。