
8月20日、「VCT 2026 Pacific Stage 2」プレイインDay6が行われ、ZETA DIVISIONがXipto Esportsに2-1で勝利しました。
試合終了後、ZETAのXdll選手とryota-ヘッドコーチが記者会見で試合を振り返りました。



── まずは、本日の試合を振り返っての感想をお願いします。
ryota-:1マップ目のヘイヴンは、直近で自分たちが負けていたマップだったので、そこを取れたことがすごく自信になって2マップ目を迎えることができました。
2マップ目のスプリットは自分たちのピックマップだったのですが、なかなか攻めがうまくいきませんでした。特にヴァイパーウルトのラウンドが大きくて、そのラウンドを落としてからうまく立て直すことができなかったのは悔しいです。
3マップ目のサンセットも、ディフェンスで自分たちのミスから取られたラウンドがあったので、そこを修正して次につなげられたらと思っています。とにかく今日は勝てて嬉しいです。
Xdll:最近はちょっと勝ち切れない試合が続いていたのですが、今日は3マップ目まで行って、ちゃんと勝ち切ることができたので素直に嬉しいです。

── Xipto Esportsは強気な撃ち合いを仕掛けてくるチームで、ZETAもそこに苦しめられていたように見えました。Xipto戦の想定通りだった部分と想定外だった部分を教えてください。
ryota-:想定できていた部分で言うと、相手のアタッカーサイドは結構4-1の形を好むと思っていて、そこに対して自分たちは当たるときは当たるといったように、とにかくメリハリを意識してプレーしていました。
想定外だった部分で言うと、そのメリハリを意識していた中でも、相手に突破される場面があったところですね。
── Xiptoにはかなりファーストブラッドを取られていました。相手のワンピックを狙う動きに対して、どのように対応しようとしていましたか?
ryota-:自分たちの構成的な部分もあって、狙う場所などが相手に少し読まれていたのかなと思っています。それで対応されていた部分はあったかなと。
特にヘイヴンでは、相手がアタッカーのときにすごくゆっくりプレーして、自分たちのいる場所を探してから動き始めているような場面がありました。そこについてはタイムアウトでも少し話しましたが、逆に自分たちから相手に情報を与えてしまっていたのかなと思います。
── ヘイヴンやスプリットのリプレイでVCを聞いていると、Absol選手が「危ねえ」と話している場面もありました。プレイヤー側として、焦りやプレッシャーはどの程度感じていましたか?
Xdll:焦りはそんなになかったと思います。ただ、プレッシャーに関しては、特にSugarZ3roが一番感じていたんじゃないかなと思います。
「危ねえ」っていうのは、Absolはいつも通りなので(笑)。普段とあまり変わらないですね。

── サンセットでは、セージを使用したXdll選手がカバーキルを取り、そのままアルティメットで味方を復活させるプレーも刺さっていました。ご自身のセージのプレーについて、手応えはいかがでしたか?
Xdll:もっとやれるとは思っています。セージのウルトがあるときに、味方をベイト気味に使ってカバーを取って、そのまま起こすというプレーはスクリムから結構やっていたことなので、それを大会でもちゃんと出せて良かったです。
── ヘイヴンは直近の試合で勝ち切れていなかったマップでした。今回は勝利できましたが、これまでの敗戦と比べて何が違ったのでしょうか?
ryota-:あまり深いことは言えないのですが、自分たちがどうやって自分たちのやりたいゲームをできるようにするか、というところを考えて試合に臨みました。
── サンセットでは前半を4-8で折り返しましたが、後半に連続でラウンドを取得して逆転しました。ハーフタイムではチームにどのような言葉をかけましたか?
ryota-:実際、雰囲気は少し重かったです。自分からは「自信を持ってやれたら勝てるよ」ということを伝えました。ただ、自分よりも選手同士でそれを感じ取っていて、eKoがそこで言った言葉がすごくみんなに刺さったのかなと思います。
── 以前FULL SENSEと対戦した際、タイのチームは個々の撃ち合いが強いと話していました。今回Xiptoと戦ってみて、撃ち合いの強さについてどのように感じましたか?
Xdll:やっぱりタイのプレイヤーは本当に撃ち合いが強くて、今日はフィジカルの部分で結構負けたなと感じました。
── 次戦はDFMとの日本対決です。「伝統の一戦」「因縁の対決」とも言われるカードですが、DFM戦への意気込みをお願いします。
Xdll:やっぱり日本対決となると、ちょっと嫌なんだですけど(笑)。Stage 1で一度負けてしまっているので、リベンジしたいと思います。
ryota-:Stage 1では負けてしまって、相手には元チームメイトのVorzやyatsuka、Caedyeもいるので、自分としてもすごく楽しみな気持ちがあります。前回はやられたので、ここでちょっと仕返ししてやりたいなという気持ちでいっぱいです。

── Play-Inでは試合を重ねるほど、相手にスカウティングされ、自分たちの手の内も知られていくと思います。そうした中で、どのように次の試合へ対応していきますか?
ryota-:実際、試合を重ねていくごとに「対応されているな」と感じる場面はあります。
ただ、それを気にしていたらキリがないので、自分たちは自分たちの強みを再確認しながら、その強みをどんな状況でもどうすれば最大限出せるのか、という部分にフォーカスして練習しています。なので、そこが大きくぶれることはないと思います。
── 負ければ敗退というプレッシャーの中での試合でした。自分たちのペースでプレーするうえで、プレッシャーを感じる場面はありましたか?
Xdll:自分は今日は特にプレッシャーを感じていませんでした。ただ、サンセットで4-8になったときに初めて「ちょっとやばいかも」と思いました。それまでは特に何も思っていなかったです。