
昨年「BLEED Esports」に所属していたsScary選手が、昨日の配信にて競技シーン引退を発表しました。タイ語での放送となっていたため、英語に翻訳されたものから引用しています。
🚨 @sScaryOfficial (sScary) Announces Retirement from Competitive VALORANT ⏤ this marks the end of his illustrious five-year career in esports: #VCTPACIFIC | LEARN MORE ⬇️https://t.co/JmU4nESAyK
— E4EQUIP (@E4EQUIP) January 11, 2025
発表によればsScary選手はeSports業界から完全に離れ、私生活に集中するとのことです。理由については長年にわたって家族と離れた生活を送っていたこと、そして慢性的な肩の痛みを抱えており、様々な治療を試したものの完治せず練習やパフォーマンスに影響が出ていることを挙げました。
本人によれば、PACIFICリーグとChallengersチームからオファーを受け取っていたものの、全てを拒否して引退を決めたとのことです。そのうえでタイのVALORANTシーンについて懸念を表明し、衰退傾向にあるこのタイミングで現役を退くのがベストと判断したと述べています。
sScary選手は2021年、X10 Esportsの一員としてChampionsでベスト8に入り、一気に注目を集めました。2022年はXERXIA Esportsで世界大会皆勤を果たし、2023年はBLDでアセンションを制してPACIFICリーグに参入しています。Patiphan選手が一線を退いてからはタイ最高のプレイヤーと評価する声も多く、昨シーズンのStage 2も厳しいチーム状況ながらACS206.4・K/D1.08と奮闘していただけに、惜しまれる形でユニフォームを脱ぐこととなりました。
タイでは東南アジアのSplit 3で準優勝に輝いたMade in Thailandが突如解散を発表、3名がFULL SENSEに移籍するなどTier2シーンの人気低下が懸念されています。sScary選手の引退もそれに拍車をかけそうで、タイは東南アジア全体でも強豪として知られるだけに、地域全体に与える影響が気になるところです。