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今年の「PACIFIC Ascension」にインド代表「Revenant Esports」の一員として出場していたsultan選手が、母国カザフスタンのVALORANTシーンに対する意見をXに投稿、話題を集めています。
Good day valorant community. Today I would like to express how almost impossible it is to get into the pro team from Kazakhstan. pic.twitter.com/s8gPSTgCgq
— sultan (@sultanvlr) October 20, 2024
こんにちは。今日は、カザフスタンからプロチームに入ることがほとんど不可能であることを伝えたいと思います。
最初の問題はpingです。アルマトイ(valorantをプレイしていた時に住んでいた、カザフスタンで最も人口の多い都市)からのpingは、フランクフルトで100-120、ストックホルムでは120で、その他はさらに悪くなっています。
アジアではVPNを使用し、香港は70-100、シンガポールは110-120でした。私たちの国の近くにサーバーがないため、ランクマッチで成功を収めるのはほとんど不可能です。
dos9と私はおそらく、100pingで1000RRを超えた唯一のプレイヤーでしょう。異なるpingでプレイした経験に基づくと、上記のpingではFPSシューターではなくチェスをプレイする必要があり、そこまで到達するのは非常に困難です。
第2の問題は、カザフスタンがEMEAに所属しているものの、カザフスタン人5人ではどのリーグでもプレイできないことです。
ベラルーシとロシアに適用された制裁措置は、なぜかカザフスタンにも適用されています。わが国はこの軍事衝突に何の行動も起こしていないし、国家元首もしばしば明確に反対を表明しています。
pingのせいで、どの選手も私たちとプレーしたがらないという問題もあります。また私たちのパスポートが弱いため、チームもチャンスを与えたがらないのです。
私たちの地域/国には、地域内/国内の選手にチャンスを与えてくれるような組織がありません。私たちの地域からesportsで成功を収めるには、pingの低い他の国へ飛んで、そこでプレイする必要があります。しかし、全てのプレイヤーが海外に行き、そこでゲームをプレイする機会があるわけではないことは分かっていただけると思います。
dos9と私は、南アジアリーグでプレーする機会を与えられたことをとても幸運に思っています(Revenant EsportsとRohitに感謝します)。誰も私たちをチームに迎え入れようとは考えなかったのですから。
そこで、この状況に対して2種類の解決策を提示したいと思います。
1つは、中央アジアのタシュケント/アルマトイ/アスタナにサーバーを設置し、私たちの地域の選手が中央アジアリーグでプレイし、アジア/ヨーロッパの舞台でプレイできるようにすることです。(しかし、これは非常にリスキーな判断です。私たちの地域の人口は少なく、利益を生み出さず、Riotに利益をもたらさないでしょう。)
したがって、最後の解決策としてEMEA/APAC両方に属する機会を与えてもらえれば、助けになるかもしれません。そこから選ぶことができれば、tier1-2でプレイするチャンスを増やしてくれるでしょう。アジアと中国両方でプレイできるマカオ/香港がいい例です。
ヨーロッパのティア2のチームはブートキャンプをせず、100pingの国の選手にはチャンスを与えません。そして、ヨーロッパのティア2プレイヤーの給料で生活することはほとんど不可能です。
アジアでは多くのチームがブートキャンプを行っており、pingや宿泊施設への支払いに悩まされることはありません。(省略)ただ、私たちにチャンスが与えられている地域の一部になる機会を与えてください、お願いします。
注1:dos9選手はSultan選手とともにRNTでプレイしていたカザフスタンのプレイヤー
注2:カザフスタンはEMEAのCISリージョンに含まれているが、ウクライナ-ロシア戦争のため同リージョンの大会は開催されておらず、したがってカザフスタン出身の5名によるチームが参加できる公式大会は現状存在しない
24歳のsultan選手は今シーズンからVALORANTシーンに参戦。アセンションでは7-8位に終わりましたが、個人ではACS235.7・K/D1.19と素晴らしい成績を残し、一躍注目を集めていました。その後、LFTを表明しています。
Exploring options as a restricted free agent for next season
— sultan (@sultanvlr) September 30, 2024
– played for @RevenantGGWP since split 2 till Ascension
– sentinel/controller
– references: @BigTimeVAL1 @Fields_ow
– ready to sacrifice everything for victory
– contact: dm / [email protected]
Counter-Strikeシーンではそれなりに人数のいるカザフスタンですが、VALORANTで目立っているのはsultan / dos9選手のほかに元Team Liquidのdimasick選手くらいでしょうか。そのdimasick選手も、今シーズンは中国のTier2シーンに参戦しています。
sultan選手のポストに対し、リプライではRiot Gamesに対して何らかの対応を求める声が出ています。CISシーンの休止によって影響を受けているのは極東ロシア地域も同じですが、something / Jemkin選手ら同地域のプレイヤーは日本に活路を見出し、Tier1シーンへステップアップしてきました。しかしsultan選手の投稿を見る限り、カザフスタンはさらに状況が厳しいように見えます。
sultan / dos9選手は100ping超えという厳しい状況ながらランクマッチで結果を残し、競技シーンでも注目を集める存在となりました。それに続く選手が育つ土壌を作ることができれば、さらなる盛り上がりも期待できそうです。