【Masters Tokyo】NRGが2-1でNAVIに勝利、ardiisが元チームメイト相手に3マップ55キルの活躍

6月12日、VALORANT国際大会「VCT 2023 Masters Tokyo」Day2が行われました。北米「NRG」とEMEA「Natus Vincere」の注目の一戦は、NRGが2-1で勝利を収めています。

「OpTic Gaming」のコアメンバーが所属するNRGと「FunPlus Phoenix」のロスターが移籍したNatus Vincereの対戦。2022-23オフシーズンに元FPXのardiisがNRGに移籍しており、かつてのチームメイト同士の戦いにも注目が集まりました。

勝利したNRGはプレイオフ進出をかけて韓国「T1」と13日12時から対戦を予定しています。敗れたNAVIは中国「EDward Gaming」と13日18時から対戦、負ければ敗退が決定する重要な一戦となります。

NRG vs Natus Vincere / 2-1 NRG WIN

第1マップのアセントでは、NRGがキルジョイ・NAVIはサイファーを採用した構成での対戦に。前半戦は防衛側のNRGがardiisの4kill、そしてオペレーターが機能し6ラウンド連取に成功。しかしcNedが3連続でファーストピックでNAVIもラウンドを取得し、6-6と同点となります。

後半戦はNAVIがピストルラウンドを取得してのスタートとなりますが、crashiesの1vs3クラッチでNRGが流れに乗ります。ardiis、s0mがマルチキル連発でNAVIを圧倒し、NAVIを完全に読み切ったNRGが7連取で13-8と第1マップを手にしました。

続く第2マップはロータス。NAVIはNRGの攻めを止めることができず、開幕から6-0のリードをNRGが獲得します。その後もNRGがラウンドを積み重ね8-1としますが、またしてもcNedのファーストピックでアドバンテージを作ったNAVIが3ラウンド連取に成功。8-4で折返しとなります。

後半戦はピストルラウンドをNAVIが取得すると、そのままNAVIのペースで試合は進み、12-11とNAVIが先にマッチポイントに到達。追い詰められたNRGはs0m・Victorの活躍で重要なラウンドを取得し、試合はオーバータイムへ突入します。

オーバータイムでは、SUYGETSUの4キルでNAVIが早めのリテイクに成功。さらにcNedのワンピックからショーストッパーでのエントリーを成功させたNAVIがラウンドを取得し、14-12で試合を第3マップへ持ち込みました。

第3マップはスプリット。前半戦はNRGが開幕から5連取に成功します。ardiisのオペレーター、マルチキルの活躍に加え、IGLであるFNSの巧妙な攻めが機能しNRGがさらにリードを広げ、10-2で後半戦を迎えることとなりました。

後半戦はNAVIがピストルラウンドを取得すると、そのまま第3ラウンドも取得し追い上げを見せます。Victorがダブルキルからのショーストッパーで1ラウンドを返すと、さらにVictorのトリプルキル、ardiisのダブルキルでNRGが13本目に到達。2-1でNAVIを下しました。

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