Fnaticがトルコ出身の16歳Alfajerを獲得、Enzo(Fearoth)が完全移籍

2022年5月9日

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EMEA地域を拠点に活動するプロゲーミングチーム「Fnatic」は9日、VALORANT部門にAlfajer, Enzoの両選手が移籍加入したことを発表しました。

Join us in welcoming @Alfajervl & @FearothVAL to the Black & Orange! Read all about the additions here: https://t.co/nlN1uf6oFO
— FNATIC (@FNATIC) May 9, 2022

Alfajer選手は16歳にして、トルコのプロeスポーツチーム「Surreal Esports」で活躍していた新進気鋭の若手プレイヤー。同チームのヘッドコーチであるMini氏は同選手を以下のように評価しています。

Alfajerは高い火力と才能を持ったエキサイティングな選手です。私たちは、彼がFnaticのスター選手の1人になる可能性が十分にあると信じていますが、まだ若い選手のためその成長が円滑になるようにサポートします。彼はさまざまなエージェントを使用することができ、Fnaticの長期的な成功の力となってくれるでしょう。VALORANTではメタの移り変わりが速いゲームであり、その変化にFnaticは適応できるようになりたいと考えています。また、この方向性はこれからも続いていくでしょう。
Jacob “Mini” Harris

また、ロシアによるウクライナ侵攻に関するやり取りがリークされたことにより、一時出場停止処分が課せられたBraveAF選手の代役として、Allianceから期限付きで移籍していたFearoth選手が実名の「Enzo」に登録ネームを変更し、Fnaticに完全移籍することとなりました。Mini氏はFearoth選手について以下のように語っています。

Masters Reykjavikの間共に過ごし、彼のプレーを見ることができたためEnzoを獲得するという決断は容易なものでした。彼はゲーム内外両方でチームメイトをサポートすることができ、チームメイトでありながら数字も残すことのできる稀有な存在です。経験豊富な「第二のIGL」を勤めることのできる選手は以前から獲得したいと考えていたものです。チームに深みをもたらす役割を果たせるEnzoと共にチームで活動することを楽しみにしています。
Jacob “Mini” Harris

同チームが出場するEMEA地域の予選大会「VCT 2022: EMEA Stage 2 Challengers」は、5月13日から6月26日にかけて開催予定。先日発表されたグループ組み合わせでは「死のグループ」とよばれるGroup Aで戦うFnatic。若さと落ち着きを加えた新しいロスターでどのような活躍を見せるのか注目です。