
10月6日、「VALORANT Champions Paris」のグランドファイナルにて、NRGはFNATICに3-2で勝利し、チーム初となるChampions優勝に輝きました。また、Ethan選手は2023年にEvil Geniusesで優勝して以来、史上初となる2度目のChampions制覇という偉業を成し遂げました。
試合後、NRGのメンバーが記者会見に出席し、試合と今シーズンを振り返りました。

── アビスの後、どんなことが頭をよぎりましたか? そして、サンセットで試合を締めくくるうえで、何が変わったと思いますか?
mada:最初に言うと、「くそっ、もうチャンピオン目前だったのに、ここからまだ数マップやるのか」って思いました(笑)。でも、試合後のリセットは本当に簡単でした。みんなで冗談を言い合って、雰囲気を軽くしていたんです。心のどこかでは、全員が「11-1から負けたんだよな」と内心思っていたはずですが、特に覚えているのは、試合後にs0mが言った言葉です。
「お前ら、本気で俺たちがFNATICを3-0で倒すと思ってたのか?そんな簡単じゃないって(笑)」その一言で笑いが起きて、自然と切り替えられました。うちは冗談好きのメンバーばかりなので、重く受け止めすぎず、笑って乗り越えられたのが大きかったですね。
s0m:本当にその通りです。ああいう負け方をしたときは、BO3でも同じですけど、引きずらずにすぐ次に進むのが一番です。特にグランドファイナルのような舞台で、しかもシリーズを2-1でリードしている状況なら、気持ちを切り替えることが何より大事です。
brawk:アビスの後、正直リセットはできていました。そこまでは問題なかったと思います。ただ、アセントの序盤でまたスロースタートになってしまって、そこから追いつくのが本当に難しかったです。
mada:それに、観客がFnaticを強く後押ししていました。アセントに入った瞬間、会場全体が雷鳴のようにFnaticの応援で埋め尽くされていて、彼らが少しでも勢いをつかむと、その熱がさらに加速していきました。あの観客のエネルギーは、間違いなくFnaticの勝因の一つだったと思います。

── 本当にクレイジーな試合でした。あらためておめでとう。少し掘り下げたいのですが、観客の大多数が相手チームを熱狂的に応援する、いわば“敵役”としてプレイする感覚について、それぞれの考えを聞かせてください。そんな環境でも各ラウンド・各マップで驚異的な完成度を保ち、何度もカムバックを遂げられた背景には何がありましたか。
Ethan:両方の立場を経験したことがありますが、あれだけ観客が完全に相手側につくと本当にきついです。正直、あれはデバフみたいなものです。でも逆に、観客が味方のときは想像以上に力を与えてくれる。実際にその場にいないと分からないほど大きな影響があります。だからこそ、チーム全員が冷静さを保ち、雑音を遮断して、この3カ月間取り組んできた自分たちのプレイに集中し続けられたことを誇りに思います。
── Ethan選手に質問です。試合前のインタビューで、2023年のEG時代と比べて、今回はあなたがIGLとしてより大きな役割を担っていると話していました。今やチームの“顔”であり、二度目の世界王者でもあります。Stage 2で勝ち星を重ね始めた頃から今日に至るまで、この一年の道のりはどうでしたか。Stage 2の段階で、トロフィーを掲げる自分を想像していましたか?今の心境も含めて教えてください。
Ethan:まず最初の質問についてですが、EGのときとはまったく違います。あのときの自分は純粋なサポートプレイヤーで、年上として少し経験を持ち込む程度の役割でした。でも今のチームでは役割が一変しました。IGLを務めるというのは、まるで別のゲームをやっているようなものです。チームの中で良いリーダーになろうと努力することが、この一年の大きなテーマでした。その中で、チームメイトたちが本当にたくさん助けてくれました。時には大変な瞬間もありましたが、彼らのおかげでそれを乗り越えることができました。
そして後半の質問についてですが、「自分たちは世界王者になれるチームだ」と確信したのは、Championsの中盤あたりですね。1、2試合プレイした時点で、「この感覚、前にも感じたな」と思ったんです。あのとき「ああ、これはいける」と感じました。
── 世界王者おめでとうございます。今年の序盤や中盤の状況を考えると、ここまで来るのは簡単ではなかったはずです。まずはs0m選手に。あなたはNRGを離れ、2023年の“影”を引きずり、いったん競技から離れて配信に専念し、そこからNRGに戻るチャンスを掴みました。2024年はChampionsに出場できず、2025年も道のりは険しかったと思います。それでも今や世界タイトルを手にしました。あなた個人にとって、この勝利はどれほどの意味を持ちますか。
s0m:NRGには5年在籍していて、どの体制でも彼らはずっと自分を信じてくれました。その恩に報いたいという思いが強かった。こうして、とりわけ今のメンバーと一緒に成し遂げられたのは本当に信じられない気持ちです。
── サンセットは、あなたの“レガシーを定義する”一戦になったと思います。マップ5でトップの成績を収め、優勝に大きく貢献しました。二度目の世界タイトルを獲得した今、あなたは“史上最高(GOAT)”の議論に正式に名を連ねたと感じますか。
Ethan:うーん…そうですね。断言するのは難しいです。でも、実績という意味では、自分が最も成功している選手の一人だとは思います。ただ、こういうことは自分の口からは言いづらいですね。

mada:彼は謙虚すぎるんですよ。2度も世界王者になった選手なんて他にいません(笑)
── brawk選手に質問です。オーディンについて、冗談半分で“ナーフを”という声もありますが、まじめな話として、マップ3、4でもオーディンを選択していて、相手に対策される場面もありました。マップ3で何が変わったのか、そして現行メタにおけるオーディンの位置づけをどう見ていますか。ある時は強力に機能し、またある時は封じ込められる。そのバランスをどう取っていますか。
brawk:マップによって有効度がまったく違います。たとえばアビスでは、最初の数ラウンドでうまく機能したので使い続けましたが、正直あのマップに向いている武器ではないと思います。アセントではまったく流れをつかめず、序盤の入りも遅かったので、何もできませんでした。ただ、オーディンという武器そのもののバランスは今のままで妥当だと思っています。世間が思うほど、どのマップでも使えるわけではありません。
── bonkarコーチへ。今日の勝利でAmericasの強さを示し、VCTトロフィー数でも地域として最多になりました。一方で、Stage 2を見る限り、Americasのトップ争いはなお激戦です。地域内の競技と、国際大会でのパフォーマンスにはどんな違いがあり、それが今回の勝利にどう影響したと考えますか。
bonkar:地域戦ではプレッシャーが少ない分、相手はセオリー無視の動きを取りがちです。ランダムなタイミングで仕掛けてきたり、本来なら避けるべきプレーを選ぶこともあります。一方で、国際大会の舞台では一戦一戦の重みが増し、プレーの質が「理想的なあり方」に近づきます。場合によっては、そうした環境の方が戦いやすいこともあるんです。
チームの作り方次第ですが、このグループのメンバーはまさにそういう環境でこそ力を発揮するタイプです。グループステージでもグランドファイナルでも、やるべきことは変わりません。私たちは常に同じ姿勢で戦います。

── 統計を確認したところ、2025年のデータで、FNATICとNRGはいずれもサンセットの勝率が低く、NRGはマップ5のサンセットが0%でした。マップ5に臨むにあたり、どのようなチームトークやモチベーションの言葉をかけましたか。リバーススイープの雰囲気もあったと思います。
bonkar:正直に言えば、うちはサンセットにかなり自信がありました。7マップすべてを練習・準備していたので、どれが来ても問題ない状態でした。Americasでサンセットを落としたのはG2とSentinels相手だけで、どちらも世界屈指のサンセットが強いチームです。だから、戦績の数字ほど弱いわけではなく、むしろ内部的には優先度の高いマップのひとつでした。今回はたまたま他により良い選択肢があっただけです。5マップ目に入る時点でも、あまり不安はありませんでした。
Strong:Fnaticは前日から構成を変えてきましたが、それで逆に読みやすくなりました。彼らはどのマップでも守備と攻撃の基本思想が一貫していて、特にChronicleの立ち回りには“筋”が通っています。だからダブルデュエリスト構成にしてきても、根本の考え方は変わらないだろうと踏んでいました。そのおかげで、僕たちは相手の動きよりも、自分たちの遂行に集中できました。実はマップ3と4ではそこが足りなかったんです。自分たちのプレイ、自分たちのプロトコルに集中できていませんでした。
サンセットはバインドと同じように得意なマップで、正直どちらが来ても良かったです。ただ事前のレビューで、バインドのほうがFnaticがより快適にプレイできるマップだと判断したのでBANしました。結果的にサンセットでは前半9-3でリードして、そのまま押し切ることができました。
数字というのは時に嘘をつきます。戦績が悪くても、プレイの土台がしっかりしていれば、そのマップ自体は強い。僕たちのサンセットもまさにそうで、ステージ終盤から今大会にかけて、自信を持って戦える段階に到達していたと思います。
── mada選手に質問です。あなたはこのBO5で5種類のデュエリストを使い分けました。ヨルのように世界のトップでも習得が難しいエージェントもいる中で、すべてを高水準で、自分の色を出してプレイしていた。これだけ多くのエージェントを扱う下地はどこで身につけましたか。Tier2時代なのか、ランクマなのか。どのように“5ポイントデュエリスト”になっていったのか教えてください。
mada:まず、昔のコーチだったMacに感謝したいです。当時の自分は「他のデュエリストは使えない」と思い込んでいたんですが、最初に「君ならできる」と言ってくれたのが彼でした。
そこから今のチームでは、bonkarが常に自分の良い部分を伸ばしてくれて、「どのエージェントでも自分のスタイルでプレイしろ」と背中を押してくれています。そのおかげで、どんなエージェントを使っても自由に動けるようになりました。
アッパーファイナルでも、ヨルで相手のスポーンにTPしましたが、ああいう“自分の中でひらめいた変なこと”をそのまま実行できる環境なんです。そしてs0mもいつも支えてくれます。迷ったときはいつも「自分がやりたいようにやれ。あとはみんなで形にする」と言ってくれます。その言葉が本当に大きいです。

── 皆さん、右隣の人を見てください。そして、その人について「尊敬している所」「好きな所」「凄いと思う所」を一つずつ挙げてもらえますか?
Strong:skubaのゲームリーディングは本当に素晴らしいです。今回、僕らが延長戦で負けたのはこれが初めてなんですが、これまでの7-1や7-2のような接戦をすべて勝ってこられたのは、彼の力が大きいです。彼は控えめで、最初から派手に主張するタイプではありませんが、プレッシャーのかかる場面や、解答を見つけなければならない局面では、必ず正しい答えを出してくれます。そういう部分は外からは見えにくいですが、チームにとって計り知れない価値があります。
skuba:brawkは本当に“立派な男”という言葉がぴったりです。彼は絶対にイラつきませんし、どんな状況でも落ち着いていて、陰で誰よりも努力しています。彼がどれだけオーディンの研究をしているか、みんな知らないと思います。オフラインサーバーに2時間こもって、相手チームのVODを見ながらオーディンのスパムラインナップを探してるんです。その努力が今、結果として現れています。
brawk:Ethanについては、IGLを引き受けた決断そのものがすごい。最初に“誰かがやらなきゃ”という場面で、真っ先に手を挙げました。その勇気と責任感は本当に大きいです。
Ethan:s0mについて言うと、配信ではリラックスした面白いキャラだけど、ゲーム内では完全に第二のリーダーです。チームの士気を立て直す力がものすごくて、あの11-1から負けたあとに気持ちを持ち直せたのも彼のおかげです。彼がいなかったら、あのまま崩れていたかもしれません。
s0m:madaは、オンラインでもオフラインでも心から信頼できる最高の友人です。話していても安心できるし、心が通じ合っている感じがあります。本当に出会えてよかったと思える仲間です。
mada:bonkarは、この世界で最高のコーチです。間違いありません。チーム全員、関係者全員がそう思っていると思います。彼の右に出る者はいません。3〜4年前からずっと言われていますが、それが真実です。
bonkar:Strong、あなたは本当に素晴らしい人物です。常に冷静で、良いことも悪いことも率直に伝えてくれる。だから僕は何か決断をする前に、必ずあなたに相談するんです。あなたがいるから、このチームは完璧なんです。
── skuba、brawk、そしてmada選手へお聞きします。皆さんは全員Tier2シーンからステップアップしてきた選手です。特にbrawkはShopifyから、skubaはCubertやOxygenなどを経てTier1に昇格しました。Challengers時代からここまでの旅路をどう感じていますか?そして、同じようにTier2で夢を追う選手たちにどんなメッセージを伝えたいですか?
skuba:僕はTier2で3年間プレイしてきました。その間、毎年Tier1チームからオファーをもらうこともあったけど、なかなか実現しませんでした。それでも焦らず、自分を信じ続けた。いつか必ずこの舞台に立てると信じていました。そして、まさか最初のステージで世界王者になれるなんて、本当に言葉にできません。もしこれを読んでいる誰かが同じようにチャレンジしているなら、焦らず、信じて、努力を続けてください。自分を信じていれば、どんな夢も叶います。

brawk:skubaの言葉に完全に同意します。Tier2ではチャンスが本当に少ない。でも、辛抱強く、忍耐強くあることが大事です。Tier1でプレイできる機会は滅多に来ません。だからこそ、1回1回の挑戦を大事にしています。今年はすべてが信じられないほど早く進んで、まだ現実感がないくらいです。でもこの経験を通して分かったのは、忍耐こそが成功への一番の近道だということ。明日になれば少し実感が湧くかもしれませんが、今はただ夢みたいです。
mada:僕も同じです。16歳の頃、Counter-StrikeでLeaf、Asuna、Pennyと一緒にプレイしていたけど、VALORANTに移行したとき、彼らは全員早い段階で成功して国際大会に出ていきました。その間、僕はただ座って「なんで自分じゃないんだ」と思うしかなかった。でも、ある時から気づいたんです。“なんで俺じゃない?”と嘆くのをやめて、“どうやったら俺の番が来るか”を考えて行動するようになった。ただひたすら働く、練習する。忍耐を持って、自分を信じていれば、必ず道は開ける。そして今、僕たちは世界王者になりました。
── Ethan選手へ。今夜はきっと休息と祝福の時間になるでしょうが、少し2023年に戻って考えてください。当時、あなたは最初のトロフィーを手にしました。そこからどのくらいの時間で「次の優勝」を考え始めたのでしょう?そして今、二度目の王座を獲った今、三度目のトロフィーについてはもう考えていますか?
Ethan:正直に言うと、最初の優勝の直後からもう考えていました。でも、その後シーズンが進むにつれて、現実的にはすごく遠い夢のように感じていきました。そして今また勝てたことでもう次のことを考え始めています。多分、僕の性格なんだと思います。勝った瞬間から「次はどうやってもっと強くなるか」を考えてしまうんです。
── 大会のティザー映像では、Ethan選手が奥さんと“この試合の意味”について語る場面が印象的でした。今回の優勝を終えて、皆さんの中で「この勝利を誰に捧げたい」と思う相手はいますか?チーム、家族、恋人…誰の支えが一番大きかったか、教えてください。
s0m:まず最初に、恋人のKatie、そして母と姉に感謝したいです。今回、母と姉は初めて現地まで来てくれました。僕が競技を始めてからずっと応援してくれていましたが、生で試合を観るのはこれが初めてでした。だからこそ、「今回は絶対に勝つ」と思っていました。父は家に残っていましたが、家から泣きながら観てくれていたそうです。みんなの存在が、僕の原動力でした。

mada:僕も家族です。ここまで来るのは決して簡単ではありませんでした。最初の頃は両親とたくさん話し合って、理解してもらうまでに時間がかかりました。でも、自分の情熱を見せ続けていたら、少しずつ応援してくれるようになって。今では兄と彼女も応援に来てくれています。家族全員が見守ってくれるこの瞬間が本当に幸せです。そして最後に、この隣にいる彼、Ethanにも感謝したい。この勝利は彼なしでは成り立たなかったと思います。
bonkar:僕も恋人に感謝したいです。彼女がいなければ、ここまで努力できませんでした。僕が毎日全力で練習に取り組めるのは、彼女が支えてくれるおかげなんです。彼女はあらゆる面で僕を助け、常にモチベーションを与えてくれます。
そしてチーム全員にも感謝しています。このメンバーと再び集まってからの時間は、本当に楽しかったです。まだ長い時間ではないけれど、毎日が本当に充実していました。どれだけ厳しい練習をしていても、笑いが絶えませんでした。EWC予選、ステージ2、本大会──すべてが本当に楽しかった。そして今夜は、その“楽しさ”の続きを味わうつもりです。
brawk:チームの全員が本当に完璧に仕事をしてくれたと思います。そして、キャリアを通してずっと支えてくれた家族にも心から感謝しています。この場にいる全員に感謝しています。
skuba:チームの仲間、NRGのスタッフ、そして今年出会ったすべての人たちに感謝したいです。今年の初めは本当に辛い時期もありましたが、今は世界の頂点に立っています。この一年で出会ったすべての人たちが、僕の人生を変えてくれました。マネージャーのJamie、Sen、そしてサポートしてくれたスタッフ全員。この人たちなしに、今の僕はありません。本当にありがとう。
Strong:もちろん家族、そしてこのチーム全員に感謝しています。でも、特に2人の名前を挙げたいです。ひとりはSalah。彼は4〜5年にわたってVALORANTのヘッドコーチを務めていた人で、2020年に出会っていなければ、僕はこの競技の世界にいなかったと思います。
そしてもうひとりはTwisten。彼については説明はいらないでしょう。彼の存在が、今の僕を形づくってくれました。
Ethan:最後に、僕の妻のKellyです。彼女は常に陰で支えてくれる、とても大切な存在です。僕が毎日100%の力で競技に打ち込めるのは、彼女のおかげなんです。もう10年近く一緒に過ごしていますが、その間ずっと支えてくれました。この勝利は彼女に捧げたいです。

── bonkarコーチへ。以前、Americasでのインタビューで「Boasterと戦いたい」と話していましたよね。そして今回、そのBoaster率いるFNATICとトロフィーを懸けて対戦することになりました。アビスで相手に大逆転を許したあと、どんな気持ちで試合に臨んでいたのですか?また、Boasterと再びこの大舞台で戦えたことについて教えてください。
bonkar:最高の気分です。しかも一度だけでなく、二度倒せました。だからこそ、これは運ではなく実力だったと胸を張って言えます。アビスで負けた直後の自分の心境は、とにかく「全員をもう一度波に乗せる」ことだけを考えていました。なぜ負けたのか、どこが悪かったのか、どう直せばいいのかをすぐに伝えて、チーム全体をもう一度走らせることに集中しました。
次のマップがアセントだとわかっていたので、非常にタフな試合になると覚悟していました。FNATICにとって最も得意なマップのひとつです。それでも、後半の攻撃でしっかり流れをつかみ、それが最終マップへとつながりました。本当に素晴らしいシリーズでした。
── NRGの皆さん、優勝おめでとうございます。今日、あなたたちは世界王者になりました。多くのプレイヤーが夢見る舞台に立ち、実際にそのトロフィーを掲げたその瞬間、どんな気持ちだったのかを教えてください。
s0m:この大会の間、毎晩のように考えていました。「俺たちには優勝できるだけの力がある」と──そう信じていたからです。最初の練習からチームの可能性を感じていて、その信念が最後の最後で現実になりました。
サンセットのラストラウンド、あの3v1の場面。味方がスパイクを解除していて、勝利が目前に迫った瞬間──正直、もう画面を見ていませんでした。何が起きているのかも分からなかったんです。
ただ、背後からEthanが叫ぶ声が聞こえたんです。
「俺たち、世界チャンピオンになったぞ!」と。
その瞬間、全身がしびれて、涙が自然にあふれました。現実とは思えないほどの、言葉にできない感情でした。

── そして、今夜はどう祝う予定ですか?
bonkar:ブラックアウトするまで飲むつもりです(笑)
mada:クレイジーなパーティーになるよ(笑)
bonkar:それと、Shanks(元NRG、現G2ストリーマー)を探しに行かないと。彼の頭を剃りたいんだけど、どこにいる?
一同:そうだ、Shanksを探さないと(笑)
s0m:3カ月前、Stage 2の途中で彼が僕らの試合をウォッチパーティーで見ていた時に言ったんです。
「もしNRGがChampionsを優勝したら、俺は頭を丸めて坊主になる」って。
だから今、僕たちは彼を探しています。Shanks、もしこれを見ているなら──覚悟しろ。バリカンはもう用意してあるからな(笑)。