インタビュー

TLN FrosT「私の契約は終わったので来年ここにいるかは分からないが、このチームを率いたことは名誉であり、誇りだった」

2025.08.31 20 COMMENTS
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8月30日、「VCT 2025 Pacific Stage 2」Playoffs Lower Finalsにて、Rex Regum QeonがTALONを3-2で下し、グランドファイナル進出を決めました。TALONはこれによりChampions進出を逃す結果となりました。

試合後の記者会見インタビューにて、TALONの選手とコーチ陣が試合内容と今シーズンを振り返りました。

目次

TALON 試合後記者会見インタビュー

── 本日の試合の感想をお聞かせください。

Jovi(アシスタントコーチ):
今回は3人のルーキーがいるチームとして、彼らにとって非常に良い経験になったと思います。短期間でここまで成し遂げたことは信じられないほどで、あと1ラウンドで世界最大の舞台に届くところまで来たのはとても誇らしいです。彼らは多くの時間を費やして練習してきましたし、その成果が出ています。彼らがルーキーであることを考えると、本当に驚異的です。ここが始まりにすぎません。彼らの活躍を誇りに思います。

FrosT(ヘッドコーチ):
私たち全員が同意します。

── VCT 2025の旅はここで終わりますが、コーチ・スタッフや選手たちに何か伝えたいことはありますか?

FrosT(ヘッドコーチ):
正直まだチームと振り返りはしていませんが、だからこそここで言いたいと思います。Joviとは100 Thieves時代から一緒にやっていて、あのときはやり残したことがあると感じていました。本当はChampionsでそれを果たしたかったけれど、ここに連れてきて良かったと思いますし、Pacificを選んだのも間違いじゃなかったと感じています。あなたは忍耐強くて優しくて、私よりずっと人当たりが良く、選手との接し方も上手かったです。

CrwsとPrimmieに『フルタイ体制で行こう』と説得されて実行したことも良かった。若手たちを入れたのも本当に正解でした。去年からタイに才能ある子がいることは知っていたけれど、それでも彼を過小評価していたと感じます。Killuaについては最初は半信半疑でしたが、Primmieが強く推してくれて、信じてみたら大正解でした。

Primmieもルーキーながらリーダー的役割を担い、毎週期待に応え、良いチームメイトとして本当に頑張ってくれました。3人とも素晴らしいシーズンを過ごしたと思います。彼らが成し遂げたことに私はとても満足しています。Joviが言っていたように、あと1ラウンドでChampionsというのは、3人のルーキーがいるチームにとって十分誇れる結果です。

今年Championsに出られなかったとしても、私は昨年Championsに出場したロスターよりも、今年のチームの方が強いと信じています。彼らの未来は間違いなく明るいと思います。私の契約は終わりましたので来年ここにいられるか分かりませんが、このチームを率いることは名誉であり、誇りでした。

画像:VALORANT Champions Tour Pacific Photos

── 若手の皆さんにとって、このような大きな舞台でBo5をプレーするのは初めての経験だったと思います。感想をお聞かせいただけますでしょうか?また、ファンに伝えたいことや感謝の気持ち、オフシーズンの計画などを共有していただけるでしょうか?

Primmie:
大舞台で友達と一緒にプレイできて、本当に楽しかったです。最高の経験になりました。思うようにプレイできなかった場面もあって申し訳ないですが、それでも楽しめました。ファンの皆さんには残念な思いをさせてしまったかもしれませんが、次はもっと頑張ります。

Killua:
私もとても楽しかったです。ベストなプレイはできなかったかもしれません。本当にごめんなさい。でも、良い時間を過ごせました。

thyy:
友達と一緒にプレイできたことがすごく嬉しいです。みんなが知っている通り、僕たちは全員仲が良いので、友達と一緒にステージに立つ機会なんて滅多にありません。本当に幸せでしたし、Championsに行けなくてファンをがっかりさせてしまったのは申し訳ないです。でも、もっと頑張ります。

JitboyS:
タイのファン、日本のファン、すべての皆さんに感謝しています。今日という日は僕たちにとって本当に素晴らしい日で、この会場での経験も素晴らしいものでした。結果は残せませんでしたが、全力を尽くしました。

Crws:
僕からは、全てのファンにありがとうと言いたいです。そしてこのステージに立つチャンスをくれたことに感謝しています。彼ら若手にとっては初めてのBo5かもしれないと言われましたが、実は自分にとっても初めてのステージでのBo5でした。だからこそ、チームの仲間を誇りに思います。僕自身が彼らを選びました。最初は友達ではなかったかもしれないけれど、今では家族になったように感じています。彼らが成長していく姿を見ることができて本当に嬉しかったし、彼らがいなければ僕もこの舞台に立つことはできなかった。心から誇りに思っています。

画像:VALORANT Champions Tour Pacific Photos

── アセントはTALONの永久BANですが、RRQのアイスボックスが強いとされていました。一方でRRQのアセントの勝率は低かったため、アセントを通す選択肢もあったと思いますが、なぜアイスボックスを選んだのですか?

FrosT(ヘッドコーチ):
正直に言うと、もう契約も終わったので今だから言えるんですが、私は“永久BAN”というものが大嫌いです。弱いマップがあることほど嫌なものはありません。

ただ、今年チームを再編してから学んだことのひとつは、Crwsが常に私に『ゲームプランをシンプルにしてくれ』『タイの選手たちがやりやすいようにしてくれ』『彼らの総合的な能力を信じてくれ』と求め続けてきたことです。去年のロスターでは構成的にそれができず、頭を使って工夫しなければならなかった。スキルに頼ることは難しかったんです。

でも今年は、彼らが若くても十分才能があるので、もっとスキルに頼ることができる。ほとんどの場合、彼らは自分たちで解決してしまう。だから私はそれを受け入れざるを得ませんでした。だからこそ、シンプルにして、アセントを持たないという決断になったんです。

確かにRRQのアセントの勝率は低かったし、やれることはいくつかあったけれど、最終的にはこの大会を勝ち進むうえではその方がベストだと判断しました。PRXもアセントが得意ではないので、もし自分たちが良いアセントを持てていればなおさら有利でしたが、それでも結局アイスボックスを選びました。自分たちはアイスボックスを好んでいたからです。

ただ、正直に言うと今日のアイスボックスは全然良くなかった。理由は分からないけれど、このマップでは極端に波があって、ある時は世界最強みたいに見えるのに、別の時は一度も練習したことがないかのように見える。本当に不安定なんです。でもその原因の多くは、アイスボックスがシリーズの4マップ目だったことにあると思います。疲れも溜まり、色々と悪い流れになってしまった。5マップ目のサンセットも出だしがすごく遅かったです。

結局、このシリーズの勝敗を分けたのはカロードだったと思います。両方のピストルラウンドを落とし、エコでも取られて、最終的に13-10で負けました。本来なら勝っていたはずのマップで、もしあそこを取っていれば、アイスボックスの問題もなかったし、サンセットでの巻き返しも必要なかったです。だから後悔するとすればカロードですね。サンセットについては、ハートと根性を持って戦えたと思うので満足しています。アイスボックスは……時にただ“アンラッキー”なんです。

── 日本とファンの印象について、お聞かせいただけますでしょうか?

thyy:
今回が初めての日本滞在ですが、本当に気に入りました。ずっとここにいたいくらいです。特に今回のイベントでは、こんなにたくさんのファンが応援してくれるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。会場を見回すと、僕たちのロゴを掲げて応援してくれている人たちがいて、本当に素晴らしい光景でした。
あのステージに立ち、たくさんの人が僕たちを応援してくれていると実感できたのは最高の気分でした。日本の人たちはとても親切で、本当に嬉しかったです。

Crws:
前回来たときも東京だったのですが、食べ物が本当に美味しくてすごく気に入りました。あのときは寿司をほとんど毎日のように食べていて、今回、日本に到着した後の最初の食事も寿司でした。

日本は本当に素晴らしい場所ですし、チームのオーナーも日本が好きなんです。みんな日本に来たいと思っていたので、こうして来られて良かったです。残念ながらパリには行けませんでしたが、今目の前にあるものを楽しめています。日本のファンの前でプレイできて、皆さんが僕たちの試合を楽しんでくれたことが本当に嬉しいです。ありがとうございます。

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