インタビュー

WOL SiuFatBB「自分たちが正しい方向に進んでいると確信できたし、仲間をとても誇りに思う。これからも成長を続け、今回の活躍が一度きりではないと証明したい」

2025.06.22 20 COMMENTS
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6月22日、「VCT 2025 Masters Toronto」プレイオフのローワーファイナルが行われ、Wolves EsportsがFNATICに1-3で敗れ、今大会ベスト3での敗退となりました。

本稿では、試合後に行われた記者会見でのインタビュー内容を掲載。Wolves Esportsの選手陣とヘッドコーチのFayde氏が試合を振り返りました。

目次

Wolves Esports 試合後記者会見

― Spring選手に質問です。今大会を通じて、世界中の観客があなたとWolves Esportsを知ることになりました。中国第3シードとして挑んだ今大会で得た最大の教訓と、全体を通した率直な感想を教えてください。

Spring:たくさんの方に注目していただけて、とても嬉しく、そして光栄です。中国地域の強さを示せたことも誇りに思います。努力が報われたと感じる一方で、優勝に近づくほど冷静さと安定感が一層求められると痛感しました。

― トップ3という素晴らしい結果を収めました。感謝を伝えたい相手はいますか。

Faydeコーチ:選手全員とコーチングスタッフ、アシスタントコーチ、そして常に支えてくれたファンのみなさんに感謝します。今大会で、国際的な強豪相手にも十分戦えるという自信を得ました。

― 今日の各選手のパフォーマンスを総括してください。

Faydeコーチ:全員よくやってくれました。コミュニケーションも連携も良好でしたし、数字に表れない犠牲的な役割も完璧にこなしてくれました。総じて満足しています。

― SiuFatBB選手、ステージ上でSpring選手を抱きしめていましたが、そのとき何と声をかけましたか?

SiuFatBB:まだ終わりじゃない、マップ2のことは忘れて次へ進もう――そう伝えました。自分たちは良いプレーができていた、それで十分だと。

― Spring選手は「いつか世界王者のトロフィーを取る日が来ると常に信じている」と言っていましたが、その志を次のステージでどのように活かしていきたいですか?

Spring:この大会で得たポジティブな収穫をチームに還元し、次の大会でさらに前進したいと思います。それが今の第一目標です。

― 惜しい敗戦でしたが、世界大会初出場でトップ3は快挙です。この結果はチームにとってどんな意味がありますか?

SiuFatBB:自分たちが正しい方向に進んでいると確信できました。外野の声がどうであれ、また満足のいく結果が得られなかったとしても、仲間に感謝していますし、誇りに思っています。もっと取れたラウンドもあったとは思いますが、ここまで来られただけで幸せですし、支えてくれた皆さんに感謝しています。

― 国際大会で一気に人気が高まりました。その反響は若いロスターにとってどんな励みになると思いますか?

Lysoar:正直、まだ道のりは長いので、人気そのものに一喜一憂はしていません。ただ、互いに欠点を指摘し合ってもチームの和が崩れない、その強みを保ちつつ前に進みます。

― 第3シードチームの躍進は「予想外」とも言われました。国際舞台で得た経験のうち、今後の中国シーンやChampionsでどのように活かしたいですか?

Faydeコーチ:今大会の最大の収穫は、プレイスタイルが異なるチームへの対処法です。試合中の素早い適応力も磨かれました。今後、大きな武器になると確信しています。

― Bo5のFNATIC戦で適応に苦戦したように見えました。難しかった点はありましたか?

Faydeコーチ:序盤の数マップで受け身になりすぎました。特にスプリットではマップコントロールを渡しすぎ、5人全員でリテイクする展開が多かったように思います。相手の構成と強みをより深く理解する必要性を学びました。

― SiuFatBB選手は勝っても負けても、笑顔でチームを盛り上げていました。新しいWolevesのファンに向けて、メッセージをいただけますか?

SiuFatBB:いつも応援してくれる皆さん、ありがとうございます。名前を呼んでくれたり、応援のために歌ってくれたり、すべてが力になっています。私たちは十分な努力をしたと思います。さらなる高みにいけるポテンシャルがあることを証明できたと思います。これからも成長を続け、今大会での活躍が一度きりのものではないと証明したいです。

― Chronicle選手のラークについて、どのような対策を練りましたか?

Spring:彼は経験豊富なので、常にタイミングに注意し、自由にさせないよう意識しました。ベテランほど隙を突いてくるので、一瞬の油断も許されません。

― 今大会では地域ライバルから経験豊富なTeam Hereticsまで幅広い相手と対戦しましたが、最終的には大会で最も経験豊富なFNATICとPaper Rexの2チームに敗れました。どのマップでも主導権を奪い返せませんでしたが、これが今週末最大の課題だったのでしょうか。また、流れを取り戻す大きなラウンドを作れなかった過去の試合と比べて、今回の違いは何だったのでしょうか?

Faydeコーチ:どちらのチームも国際大会での経験が非常に豊富で、プレッシャーへの対処や私たちのプレースタイルへの対応がとにかく上手いです。Paper Rexはスクリムパートナーでもあるので、他のチーム以上に私たちの動きを把握しているのは自然なことです。FNATICは5人全員が状況を正確に読み合い、互いを信頼しながらコミュニケーションを徹底しています。私も彼らのVODをよく見ていますが、彼らのプレースタイルは私たちのスタイルの“アンチ”とも言える部分がありました。そうした点が、他の対戦相手との大きな違いだったと思います。

Sacy(ゲスト):まず最初に、僕は記者じゃないから質問をしに来たわけじゃないんだ。時間を取ってしまって申し訳ない。でも正直に言うと、この大会で君たちがプレーを始めた瞬間から僕は大ファンになった。本気で言っているよ。僕のキャリアでもたくさん負けてきた。勝ったこともあるけど、負けた回数のほうが多い。それが現実なんだ。

だから今日は「落ち込むな」と言いに来たんじゃない。アスリートなら悲しみもプロセスの一部だと分かっているだろうし、痛みを感じるのは普通のことだ。でも君たちは胸を張ってここを後にすべきだ。だって正直、誰も君たちがこの大会でトップ3に入るなんて思っていなかったんだから。最初に試合を見たとき、「なんてうまいVALORANTをするんだ」と本当に驚いた。僕はずっとアンダードッグを応援するのが好きだし、自分もかつてそうだった。僕らはチャンピオンズを勝ち取ったけれど、君たちだってできるかもしれない。

だから、自分自身を、チームメイトを、この大会で成し遂げたことを誇りに思ってほしい。本当に楽しく観戦させてもらった。またここにいる全員を代表して言わせてもらうけど、Championsで君たちに会えることを願っている。幸運を祈るよ。

― ラテンアメリカにも多くの新規ファンができました。彼らへ一言お願いします。

Faydeコーチ:情熱的で個性的なラテンアメリカのファンに感謝します。私たちはもっと輝いて、次はさらに良い結果で皆さんを誇らせたいです。

― SiuFatBB選手、ファントムにEDGのガンバディを付けていましたね。今回の活躍で中国チーム全体がトロフィーを狙えると示したと思います。他のVCT CNチームへのメッセージはありますか?

SiuFatBB:以前はEDGを応援するために、短い動画をいくつか撮っていました。今回は彼らのスピリットをトロントに持ち込みました。トップ3に入れましたが、差はそれほど大きくありません。私たちは常に努力を重ねていく必要があります。プロは皆、大きな重圧を背負っています。だからこそ、もっとプロ選手に対してコミュニティは寛容であってほしいと思います。そうすれば、国際舞台でのプレッシャーが少しでも軽減されるはずです。すべての観客とチームに心から感謝しています。

Faydeコーチ:EDGとのスクリムで多くを学びました。彼らがMasters Torontoに出場できていないのは本当に残念ですが、Champions Parisで会えるのを楽しみにしています。

― 国際大会初出場でトップ3入りという重圧の中、最も印象に残った瞬間はなんでしたか?

Faydeコーチ:トップ3を確定させ、中国地域の新記録を打ち立てた瞬間です。

― Lysoar選手は今大会でK/Dが大幅に向上しました。次の個人目標はありますか?

Lysoar:兄弟同然のチームメイトとさらに高みを目指し、新たなピークを迎えたいです。

― シーズン当初の目標は「国内トップ4」でした。今後の目標は?

Faydeコーチ:残る目標はただ一つ、パリのChampions出場を目指していきます。

― Spring選手、今大会で卓越したエイムを披露しました。練習ルーティンを教えてください。

Spring:プロ選手のVODを大量に見て学び、毎日デスマッチをこなし、ハード設定でのボット撃ちも欠かさないことです。

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