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Riot Games、海外人気ストリーマー”IShowSpeed”の「VALORANT」での女性に対する性差別的発言を受け、同社の全てのゲームから永久追放処分としたことを発表。YouTubeでも処分を検討か

2022.04.08 34 COMMENTS
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登録者数約700万人を誇る海外の人気YouTuber「IShowSpeed」氏が、VALORANTをプレイ中に味方の女性チームメイトに対し、性差別的な発言をした映像が拡散され、Riot Gamesのすべてのゲームで永久追放処分を受けたことが明らかになりました。

IShowSpeed氏は以前にも同様の性差別的発言が問題となり、Twitchで永久追放処分を受けています。昨年末、同氏はTwitchの人気ストリーマー・Adin Ross氏が主催する番組企画「E-Date」において、人気インフルエンサーのAsh Kash氏とペアを組み出演。しかし番組の途中、同氏はAsh Kash氏に対し、「もし僕らが地球上に残された最後の2人だとして、世界を存続させるために性行為をしなければならないとしたら、私としてくれる?」と発言。

これに対してAsh Kash氏は、2人の間で生殖すると結果的に近親相姦で子供が生まれることを理由に彼の申し出を断りました。彼女の返答が気に食わなかったのか、同氏は「誰が俺を止めるんだ?」とレイプを示唆するような発言と共に激怒。映像は瞬く間にSNS上で拡散され、後日Twitchは「性的強要または脅迫」により、同氏にTwitchからの永久追放を言い渡しています。

このように女性を蔑視する発言からTwitchを永久追放されたIShowSpeed氏ですが、今回はYouTubeで「VALORANT」を配信している最中に、またもや味方の女性プレイヤーに対して性差別的な発言をしている映像が拡散され、世界中から批判の的となっています。

事の発端は、彼が1on1のクラッチに失敗した際、味方の女性プレイヤーが彼に対し意見を口にしたこと。これに対し、同氏は「このゲームのプレイ方法は知っている。黙れ」などと返答。女性が言い返すと彼の発言は徐々にエスカレートしていき、「クソ女が俺に話しかけているのか?ゲームなんかやめて旦那の皿洗いでもしてろ」などと女性を罵倒する様子が映し出されています。

この映像は数ヶ月前に配信されたものですが、ツイートは瞬く間に拡散され、現在2万RT/12万を超えるいいねが付けられています。動画の拡散を受け、Riot GamesとYouTubeはIShowSpeed氏の行為について調査を行うと発表。YouTubeでGlobal Head of Gaming Creatorsを務めるLester Chen氏は、同ツイートに対して「これに取り組んでいます」とコメントし、何らかの処分を検討していることを示唆しています。

動画の投稿者でありFull Squad Gamingのオーナーを務めるJake Lucky氏は、「VALORANTが信じられないほど有害なゲームである理由がわかったよ。YouTubeで最も人気のあるストリーマーの一人であるIshowSpeedがこんなクソみたいな発言をして、賞賛と笑いしか得られないからね」と皮肉じみたコメントをしています。

また、VALORANTでシニアコンペティティブデザイナーを務めるEvrMoar氏は、「Riotではプレイヤーサポートに問題を報告してもらいそれを評価するだけでなく、これらの悪質な行為に専門的に取り組むチームがあります。これは絶え間ない戦いであり、私たちは常に学び、VALORANTがポジティブな空間であるために常に戦っています」と述べています。

さらに、VALORANTのゲームプロデューサーを務めるSara Dadafshar氏は、IShowSpeed氏をRiot Gamesのすべてのゲームから永久追放処分としたことを明らかにしました。

「これは大問題です。私たちのコミュニティにはこのようなプレイヤーは全く必要ではありません。このプレイヤーに対してはVALORANTだけでなく、他のすべてのRiot Gamesから永久追放としました。この件を提起していただきありがとうございます。これからもこのようなことを提起し、私たちに報告することで、VALORANTをより安全なものにできるようお願いいたします」

Sara Dadafshar Twitter
https://twitter.com/npcSara/status/1511869769217052673

IShowSpeed氏は後に、自身の行為に対する謝罪動画をTwitterに投稿。同氏の主張によると、クリップは数ヶ月前のもので、その後自分は人として成長したが、それは自身の行為を正当化するものではないとのこと。また、叔母の死後、そして人種的差別的なコメントを受けていたことから、あの日は「嫌な一日」だったとも述べています。同時に、この出来事については全責任を負い、それ以来改善してきたことも明かしています。

「私はこの行為を正当化しようとは思っていません。あの状況下では私が完全に間違っていました。だけども私はまだ若いです。どんな状況でも成長し、変わっていく。あれはもう僕ではない。あの子には謝ります」

IShowSpeedのコメント Twitterより
https://twitter.com/IShowSpeed/status/1511877562766868480

人として成長したことを主張した彼ですが、Twitterが拡散された後の4月6日、同氏は「もう会えなくなるかもしれない」と題した自身の配信で、VALORANTのアンレートモードをプレイ。彼はチームメイトの女性プレイヤーに独身かどうかを尋ね、それに対して彼女が「黙って」と返答すると、彼は試合途中にも関わらずゲームを強制終了。いまだ反省の色が見えない様子からコミュニティでは批判の声が勃発しています。

VALORANTではリリース初期段階からゲーム内チャットやVCの悪質行為に対する様々な対策が講じられており、パッチ4.05 PBEでは、悪質行為を抑制する計画の一環として、ゲーム内ボイスチャットを予め録音し、迷惑行為のレポートが提出された際に評価を行う「言動監視システム」のテストが実施されています。

VALORANTは対人ゲームである以上、味方や相手にイライラしたり不快感を覚えることはあるでしょう。しかし顔が見えないとはいえ、相手も自分と同じ心ある人間であるということは理解すべき。もし不快なチャットや発言を浴びせられた際には、ゲーム内の報告機能を活用しましょう。開発チームも報告機能を積極的に活用するようプレイヤーに呼びかけています。

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