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Riot Games、「Team RA’AD」のVCT Ascension EMEA出場資格喪失を発表 ― チームとエジプト政府の関わりが影響か、代わりにJoblifeが出場へ

2025.10.07 7 COMMENTS
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Riot Gamesは10月4日、今月18日に開幕する「VCT Ascension EMEA」にエジプトのプロゲーミングチーム「Team RA’AD」が出場できなくなったと発表しました。

Team RA’ADはチーム所有者に関するポリシーを遵守できないため、今年のVCT EMEAアセンショントーナメントへの参加を見送ることとなりました。

アセンションポイントに基づき、次点の適格チームであるJoblifeが代わりに出場します。

@valesports

チームからは以下の声明が発表されています。

大変遺憾ながら、Team RA’ADはドイツで開催予定のアセンショントーナメントへ不参加となったことを発表します。これはRiot Gamesのポリシー規定に基づくもので、これにより私たちは我々が完全な運営準備と競技能力を有しているにもかかわらず、出場を制限されました。

これらのポリシーは尊重されるべきものであると確信していますが、これに従うことは選手たちの尊厳と、プロとしての権利を損なうことにつながります。それはいかなる状況下でも、わたしたちが受け入れられないものです。選手たちを守ることが、わたしたちの最優先事項です。

Team RA’ADは、eスポーツ業界における最高レベルの国際基準に沿って活動を継続します。エジプトおよび中東地域におけるeスポーツの発展、誠実さと透明性への取り組みが変わることはありません。わたしたちは、若者に力を与え、eスポーツ界におけるエジプトの存在感を高めるという使命に全力を注いでいます。

変わらぬご支援を賜る熱心なファンの皆様に感謝申し上げるとともに、近い将来新たな目標の達成に向けて邁進してまいります。

@TEAMRAAD

RAADは今シーズンのSplit 1-2で北アフリカ / レヴァント(地中海東部沿岸地方)大会を制し、1年間の成績を総合して争われるポイントは6位でアセンション出場を決めていました。大会開幕を2週間後に控えるなかでの発表ということで、コミュニティには驚きと批判の声が上がっています。

気になるのは、Riotが発表した「チーム所有者に関するポリシーを遵守できない」という部分です。詳細については明かされていませんが、RAADを保有する企業「telecom Egypt」の株70%をエジプト政府が保有していることが原因とみられています。Riotはフランチャイズチームが国またはそれに関連する組織に所有されることを禁じており、実質的にエジプト政府の影響を受けているとみられるRAADはアセンション開幕前の段階で審査に落ちた形です。

昨年も同様のケースがあり、Team Falconsがアセンション開幕から1か月弱を前に出場取りやめとなっていました。同チームは政府や政府系ファンドから資金提供を受けているとみられており、財務情報が公開されておらず関与を否定できないことから、出場辞退へと至っています。

しかしこのケースでは、サウジアラビアの別チームTeam Ultimatesに移籍する形でアセンション出場が認められています。今回はそれも実現せず、大会直前に突然出場が取り消された形で、Riotの対応を批判する声が高まっています。

RAADに所属するShniider選手からは以下の投稿がなされています。

言葉がありません。

夢を追いかけるため、家族と何か月も離れ離れになってこの1年プレイしてきたのに、どうしようもない何かがプレイヤーとして夢見ていたすべてを台無しにしてしまった。私たちは別のチームのもとでプレイすることも、アマチュアとして出場することもできませんでした。

الحمدلله علي كل شئ(神よ、全ての物事について感謝します)

@Shniider

代わりに出場が決まったJoblifeは既に3選手がチームを離れ、LarssonヘッドコーチもLFTを表明していましたが、今月に入ってから新たにkAdavra / stonezy選手の加入を発表しています。急遽の編成になりますが、2チームがEMEAリーグへ昇格するアセンションでどこまで戦えるでしょうか。

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6月15日 更新
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