「VALORANT Champions Paris」日本時間10月4日に行われたプレイオフにて、DRXはFNATICに1-3で敗北し、今大会ベスト3での敗退となりました。試合後、DRXのメンバーが記者会見で試合と今シーズンを振り返りました。

── BeYN選手へ。今大会を通して、あなたとチームは大きく成長を見せました。昨日のPaper RexのAlecksコーチも、あなたの成長を非常に高く評価していました。あなたはChampions前にロスターへ復帰しましたが、プレイヤーとして、そしてチームとして最も成長を感じた部分はどこでしょうか?
BeYN:個人的には、これまではとても緊張しやすく、少し焦ってしまうタイプの選手でした。でも今回のChampionsでは、そういった自分の悪い癖を直すことができたと思います。自分としてもとても満足のいくパフォーマンスを出せたと感じています。
私たちはChampionsに出場できないかもしれないという不安な状況にいましたが、6人の選手とコーチ陣が、全員で最後まで全力を尽くしました。その結果ここまで来ることができ、本当に誇りに思っています。

── とあるストリーマーが「DRXは時間さえあれば何でも成し遂げられるチームだ」と話していました。今年はロスター変更などもあり、時間がチームの味方ではなかったように見えます。そうした“時間の制約”が最大の障害だったと思いますか?そして今シーズンを振り返っての感想をお願いします。
Termi:確かにシーズン中は苦しい時期もありました。ただ、その方の言うように、時間があればもっと良くなるのは事実だと思います。それでも私たちはChampionsに向けて努力を重ね、その結果ここまで来られました。時間の問題は弱点に見えるかもしれませんが、私たちは十分に補えると思っています。来季はさらにその部分を改善して、より良い姿を見せられるよう努力したいと思います。
── 太平洋リーグを代表するチームとして素晴らしい結果を残しました。チームメイトと仲間としてこの旅路を共にする中で、忘れられない瞬間はありましたか?
Flashback:チーム全員で一丸となってここまで来られたという事実自体が、人生で一生忘れられない思い出になると思います。3位という結果には少し悔しさもありますが、まだ終わりではありません。次に向けてしっかり準備して、もっと良い結果を残したいです。
── 今シーズンは新しいメンバーも加わり、決して簡単な道のりではなかったと思います。チームメイトたちを見て、今どんな気持ちですか?
MaKo:シーズンを最初から振り返ると、Kickoffではとても良いスタートを切ることができました。Stage 2は決して順風満帆ではありませんでしたが、それでも仲間たちと最後まで戦い抜けたことを誇りに思います。結果には悔しさもありますが、このメンバーでここまでやり遂げられたこと自体が本当に意味のある時間でした。振り返っても後悔はありません。この1年を締めくくるにふさわしい、誇れるシーズンだったと思います。
── シリーズでは1マップ目を勝利しましたが、その後は思うように流れを掴めませんでした。試合を振り返って、どんな点が難しかったですか?
Termi:Ban/Pickではうまく対応できたと思っていますし、弱点とされていたサンセットを勝てたのは良いスタートでした。ただ、Fnaticは経験が豊富で非常に老練なチームです。試合のテンポを完全に自分たちのペースに持っていかれました。それが敗因だと思います。相手が本当に強かった、それに尽きます。
── MaKo選手とはVALORANT初期から長く一緒にやってきました。過去のDRXと比べて、今のDRXにどんな違いを感じますか?そして今季最も印象的だった出来事、得た教訓を教えてください。
Termi:VALORANTがリリースされて1年も経たない頃にMaKoを加入させました。当時から、彼は世界最高の選手のひとりになると確信していました。時が経つにつれ、世代交代もあり若い選手が増えましたが、MaKoは常に成長を続け、今も世界最高の選手だと思います。

今シーズンを通して特に印象的だったのは、厳しい状況の中でChampionsに進出しながらも、選手たちが本当に大会を楽しみながら戦っていたことです。3位という結果は良いものですが、それに満足しているわけではありません。選手たち自身が最も悔しがっていると思います。それでも、私は彼らを本当に誇りに思います。
── アルティメットの組み合わせについて伺います。十分な対策時間がなかったからか、あるいは連携が不十分だったのか、どちらでしょうか?
MaKo:準備自体はできていました。ただ、試合中に勝っていた時の感覚をどれだけ思い出し、良い流れを維持できるかが重要でした。時間が足りなかったとも言えますが、もっと良いパフォーマンスを出せたと思います。
Termi:Champions前の練習期間はわずか1週間しかありませんでした。その時は確かに時間が足りませんでしたが、グループステージからプレイオフを経て、約1か月間パリに滞在しました。だから「時間がなかった」というのは言い訳にはなりません。戦術面の細部が少し足りなかった、それが私たち自身の課題だと思います。
── MaKo選手、あなたは全てのChampionsに出場している数少ない選手の1人です。過去5回を振り返って、今回の大会は他とどう違いましたか?そして最も印象に残った大会は?
MaKo:これまでの4大会では、チーム内のコミュニケーションが少し足りなかったように感じていました。しかし今回は、その部分が大きく改善され、すべてがより良い方向に進んだと思います。今回のChampionsが特に印象深い理由は、自分自身の心構えもこれまでとは違っていたからです。チームの5人全員が同じ目標を共有し、ひとつの方向に向かって進んでいました。だからこそ、この大会は僕にとって本当に特別なものになったと思います。

── HYUNMIN選手、あなたはチームのキープレイヤーであり、アグレッシブなプレーメイカーです。しかしFnaticのユーティリティや連携に苦しんでいました。その難しさについて教えてください。
HYUNMIN:Fnaticは本当にスキルが高く、連携も非常に良いチームです。今日は自分のベストを出せなかったと思います。それがすべてです。
── DRXは攻撃面でサイトエントリーに苦戦していました。Fnaticのアグレッシブな初動が、あなたたちのユーティリティを機能不全にしたと感じましたか?
Termi:今回のChampionsではダブルデュエリスト構成を用意して臨みました。この構成には長所と短所があり、Fnaticの構成にも同じように一長一短があります。今日は自分たちの強みを活かしきれなかったことが敗因です。ただ、大会全体を通して見れば、この構成で自分たちらしい戦いができたと思いますし、後悔はありません。