「VALORANT Champions Paris」日本時間10月3日から4日にかけて行われたプレイオフにて、Paper RexはDRXに0-2で敗北し、今大会ベスト4での敗退となりました。試合後、Paper Rexのメンバーが記者会見で試合と今シーズンを振り返りました。

── まずは惜しい結果となりましたが、お疲れさまでした。今年は「ルーキーの年」と言われていますね。PatMen選手に伺いたいのですが、PRXに加入してから、Stage1・トロント・Stage2、そして今大会でも一定の成功を収めました。ただ、今日は厳しい結果でした。今大会全体、そしてチームで過ごした時間を振り返って、成長できた点はどこですか?
PatMen:Tier1に入って最初の年、本当に多くのことを学びました。チームメイトはいつも僕を励ましてくれましたが、時には自分の思い通りにならないこともあります。そんな時でも、alecksコーチは「また次の大会がある。だからもっと良くなって、チームとして成長し続ければいい」と常に言ってくれました。その言葉が大きな支えになっています。
自分にとっては初めての国際大会で、しかも違うタイムゾーンでプレーするのはまだ2回目でした。だから、時差や体調管理にもっと適応しなければならないと感じています。Paper Rexの一員としても学んだことがあって、たとえ状況が厳しくても仲間たちはいつも僕を励ましてくれるんです。特に今日のように本当にひどい試合をしてしまったときでも、みんなが慰めてくれて、本当に感謝しています。希望はまだあると思っています。
── 結果は残念でしたが、Paper Rexは今年、Masters優勝やPacific制覇という大きな成果を残しました。ヘッドコーチとして、今シーズンをどのように評価しますか?個々の選手についてもお聞かせください。そして来季の目標は?
alecks:どんな年でもトロフィーを1つ獲得できれば、それは良い年だと思います。今年はトロントとChampionsという大きな2つの大会に出場しましたが、Championsでも十分にいい成績を収めたと思います。負けた相手はトップ3に入ったチームなので、つまり僕らは強豪に敗れただけで、それは誇れることです。特にシーズン序盤の苦しい時期をチーム全員で乗り越えられたのは、大きな成果だと感じています。
Patに関して言うと、ルーキーとしてこのチームに加わるのは本当に大変だったはずです。たくさんの自己不信もあっただろうけど、この1年を振り返れば胸を張るべきだし、誇りに思っていいと思います。彼はしっかり良いプレーをしてきました。

── 今回の敗戦は戦術面の問題が大きかったのでしょうか?それとも長い大会での精神的・肉体的疲労が集中力や実行力に影響したのでしょうか?
alecks:正直、両方の要素があったと思います。戦術的な部分では、ULTの使い方、あるいは相手のULTをどう対処するかについて、もっと上手くできたはずです。特にアセントの守りでは、2回のタイムアウトを使っても有効な打開策を見つけられませんでした。
もう一方では、やはりここはChampionsという舞台です。誰もが勝ちたいと思う場所で、大きなプレッシャーがかかるので、どうしても雑なラウンドが出てしまう。その数が今回はあまりにも多かったということです。
── PatMen選手、トロント優勝、Pacific制覇と、あなたはフィリピンVALORANTの新しいスターになりました。このTier1での初年度を振り返って、どんなことを感じましたか?
PatMen:Tier2からTier1に上がって、本当に多くのことに気づきました。周りには自分より優れた選手も多くいますし、以前はフレックス寄りのイニシエーターなど華のあるエージェントを担当していましたが、Paper Rexに加入してからは、メタの影響もあってエージェントプールが限られた状況になりました。
だからこそ、これからは経験を積むこと、そして常に良いマインドセットとメンタルを保つことが大切だと思っています。とにかく前に進み続けたいです。

── f0rsakeN選手に伺います。今日の敗北は残念でしたが、「悪いことの中にも良いことがある」と言います。このChampionsでのあなたにとってポジティブな出来事はありましたか?
f0rsakeN:家族がみんな応援に来てくれたことです。試合には負けてしまいましたが、それでも自分のことを誇りに思ってくれているのを感じています。パリに来てくれたのは本当に驚きでした。両親だけでなく、叔母や彼女まで全員が来てくれて。だから、心から感謝を伝えたいです。ずっと応援してくれてありがとう。
── PatMen選手へ。シーズン途中の加入で勢いをチームに持ち込みました。この1年をどう振り返りますか?
PatMen:Paper Rexに加入してから、本当にすべてがあっという間でした。Stage 1を下位から勝ち上がり、トロントで優勝し、そして今こうしてChampionsでベスト4に到達しました。Championsに出場するだけでも非常に難しいことなのに、ここまで来られたのは本当に素晴らしいシーズンだったと思います。負けを受け入れるのは辛いですが、それでもみんな自分を誇りに思っていいと思います。来年はさらに強いチームになりたいと思います。

── miniコーチ、あなたはシーズン途中から加入しましたが、振り返ってどんな経験になりましたか?
mini:正直、私が彼らから学んだことの方が、彼らが私から学んだことよりも多いと思います。今後どういう形で一緒にやっていけるかはまだ分かりませんが、トロントではリモートで関わっていたため、直接一緒にいられなかったのはやはりフラストレーションでした。
オフシーズンに向けてアレックスと振り返りをして、来年に活かせる点を整理したいと考えています。結局のところ彼らは本当に強いチームで、何かが噛み合わなかっただけだと思います。チームとしてのスタイルやアイデンティティは確立しているので、あと10〜15%いくつかの部分を伸ばせれば、来年はさらに強くなるはずです。
── alecksコーチへ。DRXとは何度も戦っていますが、今回の印象的な違いは?
alecks:最大の違いは、彼らがヨルをあらゆる場面で使っていたことですね。もう一つは、今日の試合に向けた準備が非常に良かったこと。与えられた3日間をうまく活用してきたと思います。本来なら第3マップまでもつれるべき試合でしたが、1マップ目で自分たちが大きく崩してしまいました。
さらに彼らは他のチームよりも準備期間が2週間ほど長く、その時間を本当に上手く使ってきました。この大会を通して成長し続けていたのが印象的で、良い走りをするにはそれが最も大事なことです。彼らのことをとても嬉しく思っています。

── 最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
d4v41:今年はトロント予選にすら出られないかもしれない状況もありました。でも、皆さんの応援のおかげでトロントで優勝し、1つのトロフィーを勝ち取ることができました。それが今年一番大事な成果だと思います。Championsでは優勝できませんでしたが、全体としてとても良い年だったと感じています。本当に応援してくれてありがとう。来年はさらに良い年にできるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。
Jinggg:僕もd4v41と同じ気持ちです。今年の初めは本当にひどいスタートで、トロントやChampionsにすら出場できないところでした。でも、ファンの皆さんの応援や励ましの言葉が僕たちを前へ押し出してくれましたし、本当に大きな力になりました。だから、これからも応援を続けてほしいです。チーム全員で来年はさらに強くなって成長していきたいと思います。本当にありがとう。
something:僕にとってもチームにとっても、Championsで負けたことが世界の終わりというわけではありません。結果としてトップ4に入れましたし。Jingggや他のみんなも言っていましたが、今年のスタートは本当に悪くて、トロントにも出られないところでした。でも結局トロントでは優勝できて、EWCでも4位という成績を残しました。そして今回のChampionsでも4位でした。
私はチームのみんなを本当に誇りに思います。大会ごとにうまくいかない部分もありましたが、全体としては素晴らしい仕事をしたと思います。個人的には、今大会では途中で調子が落ちてしまったのが心残りです。理由は分かりませんが…とにかくありがとうございました。