インタビュー

PRX f0rsakeN「この大会は誰が勝ってもおかしくない。だから過度な期待はしていないが、僕らには『チームで一緒にトロフィーを掲げる』という目標があり、それに向けて進むだけだ」

2025.09.30 7 COMMENTS
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「VALORANT Champions Paris」日本時間9月29日に行われたプレイオフにてPaper RexがTeam Hereticsに2-1で勝利し、ローワーブラケット準決勝に進出しました。試合後、Paper Rexのメンバーが記者会見で試合を振り返りました。

目次

Paper Rex(PRX vs TH)試合後記者会見

── alecksコーチへ。PRXは同じ構成や実行に大きく依存していることが多いですが、物事が計画通りに、あるいは望んだ通りに進まなかったとき、どう対処していますか?

alecks:試合にはゲームプランを持って臨みますが、それが機能しないと感じた場合は、その場で新しいものを見つけようとします。多くのラウンドがあるので、その時に有効な選択肢を使います。多くのチームが対策を仕込んでくるので、その場で新しいアイデアを出す必要があります。難しいですが、今のところはうまくいっています。

── d4v41選手へ。ステージで歌っている姿を見ましたが、それはただ嬉しかったからですか?それともプレッシャーを和らげるためでしたか?

d4v41:両方ですね。僕自身がハッピーだったというのもありますが、同時にチームのムードを上げようとしました。いくつかのマップでは、かなり強いプレッシャーを感じているメンバーもいたと思うので。だから雰囲気を軽くしようとしたんです。

── alecksコーチへ。みんな気になっていると思うんですが、昨夜はどう過ごしましたか?

alecks:一番大事だったのは、昨日のことを忘れることでした。とても落ち込んでいたので、今日に影響させないようにするのが私の役目でした。その後、どのマップや構成を選ぶか少し話し合い、miniと一緒に夜通し準備しました。選手たちには十分な睡眠を取らせるようにしました。

画像:VALORANT Champions Tour Photos

── 今日のロータスでは、昨日とは明らかに違うチームの姿を見せました。今日は何が良い結果につながったと思いますか?また、序盤はうまくいかなかった場面もありましたが、勝ち切れると信じていましたか?

alecks:特にFnatic戦のロータスでは、特定のユーティリティにどう対応するかを忘れてしまっていました。だから今日の主な焦点は、重要なプロトコルや戦術をしっかり思い出すことでした。今日の選手たちは素晴らしかったと思います。全部思い出してくれたと思います。序盤は厳しかったですが、最終的にはかなりきれいにまとまりました。1-4や3-4のラウンドのような、とても難しいラウンドを勝ち切った時点で正しい方向に進んでいると分かりました。

── ローワーブラケットを勝ち上がるには、毎試合が敗退条件付きの試合です。皆さんはどうやってそのプレッシャーに対処していますか?また、次に対戦したいチームはありますか?

Jinggg:MIBRと戦いたいですね。aspas選手と私は長く競い合ってきましたが、Champions 2023で一度しか対戦していません。一方、DRXとはもう10回以上戦っているので、だから違う相手ともやりたいです。

── 昨日のaspas選手の記録を超える準備はできていますか?

Jinggg:…はい(笑)

── タフな一日だったと思いますが、alecksコーチが言っていたように修正可能なものばかりだと思います。ポジティブな質問ですが、昨日から今日にかけて、自信を失っていると話していましたね。今日の勝利は、その回復につながりましたか?

something:正直ここ数日、自分に自信が持てなかったんです。でも昨日、Panda(パフォーマンスコーチ)と話して、それがとても助けになりました。寝る前には「自分がなぜそう感じるのか」「どう直せばいいのか」を考えていました。その過程で原因を見つけられたと思います。まだ直すには時間が必要ですが、また元に戻れるはずです。

画像:VALORANT Champions Tour Photos

── PatMen選手へ。あなたは今日は本当に大きく貢献しました。プレッシャーの中でどうやってそれをやり遂げたのですか?

PatMen:正直に言うと、会場に向かう前にWhatsAppでチームに「今日は楽しもう、みんなともっと楽しい思い出を作りたい」と送りました。僕にとって初めてのChampionsなので、記憶に残るものにしたかったんです。だから自分らしく、みんなを盛り上げようとしました。敵に対してちょっとしたジョークになるとしても、みんなをハイにしたかった。心を込めてプレイして、みんなを助けました。

── 昨日はチームとして落ち込んでいるように見えました。今日のロータスでもHereticsにバインを取られて序盤は不安定でしたが、タイムアウトを挟んで12連取しました。メンタルをどうやって立て直したのですか?

alecks:僕からは「ポジティブでいこう」と話しました。そしてminiが戦術的なこと、例えばオペレーターについての注意点を話しました。その後、選手たちがゲームプランを思い出して、よりスムーズに進められるようになりました。

── d4v41選手、試合中に「観光ガイドにはなりたくない」と話していましたね。

d4v41:実はトップ4に行きたいと思っていて、フライトを試合の前日に予約したんです。Fnatic戦にも勝ちたかったですが、それが叶わなかったので、今日は「絶対勝たないと観光ガイドになってしまう」とみんなに言いました(笑)。母も「試合を見に来た」と言っていたので、勝って夢を叶えたかったんです。それが最高のモチベーションでした。

画像:VALORANT Champions Tour Photos

── いわゆる「スノーボール」を防ぐ点についてお伺いします。今日は特にアセントで、自分たちが勢いに乗り続けるだけでなく、相手に勢いを渡さないための構造がすごくしっかりしていたように見えました。ロータスでも同じで、自分たちの流れを築くことができていました。これはパフォーマンスコーチによる効果でしょうか? あるいは、何か新しく変えた部分があるのでしょうか?

Jinggg:昨日の試合から学んだ部分が大きいと思います。相手に余計なスペースを与えすぎないようにして、自分たちが正しいと思うプレーを心がけました。深く考えすぎることもなく、自分たちのゲームをしただけです。自分たちのスタイルで戦うと、だいたい敵の動きも読みやすくなります。その結果、相手にスノーボールされず、逆にアセントの攻撃で自分たちがスノーボールできたのだと思います。

alecks:これはチーム全体の努力だと思います。Pandaコーチはこういう部分に多くの時間を割いています。ただ、こういうものを築き上げるには時間がかかるんです。彼の一番の役割は、選手たちが幸せであること、そしてメンタルの強さを持てるようにすること。日々の活動の中で、個人ごとにも、グループ全体にも関わって、オープンな話し合いとポジティブな雰囲気を作ってくれています。そういう点で、彼は素晴らしい仕事をしていると思います。

── 追加で伺います。PRXが相手を自分たちのゲームに巻き込むのが非常に得意なのは、この取り組みのおかげですか? Fnatic戦では少し苦戦していましたが、それも関係していますか?

alecks:それはパフォーマンスコーチというより、もっと別の話ですね。僕たちはいわゆる緊張と闘っているようなもので、本来ならしないはずのミスをすることがあります。僕らのゲームはペースをコントロールすること。これはもう誰もが知っていると思います。だから戦術的な判断というよりは、自分たちは積極的に撃ち合いを仕掛け、敵に“読まれて動く”のではなく、こちらの動きで敵をローテーションさせたいんです。常に試合のテンポを握りたいと思っています。

結局はチーム全員の努力で、何度も失敗してきたからこそ築けたメンタルの強さがあります。例えば、もしJingggが“前に出て倒されること”を恐れていたら、僕らはこういう戦い方はできなかったでしょう。

── ローワー準決勝に進出しましたが、今の心境は?

f0rsakeN:自分としては、トロントで優勝したときと同じ気持ちです。この大会は誰が勝っても負けてもおかしくありません。だから過度な期待はしません。ただ、僕らには「チームで一緒にトロフィーを掲げる」という目標があって、それに向けてやるだけです。最初から、チームのみんなもその気持ちで戦ってきましたし、すごくハングリーだと思います。僕はそれを信じています。

画像:VALORANT Champions Tour Photos

PatMen:ここまで来られただけでも誇らしいですし、僕自身はルーキーとしてとても感謝しています。昨日は悔しい敗北もありましたが、それを受け入れて前に進むことが大事だと思うようになりました。仲間を元気づけたいし、勝った時も負けた時もポジティブに捉えたい。その姿勢は特にalecksから学びました。普段の自分はネガティブに考えてしまいがちですが、今はとにかく楽しんで、みんなを鼓舞しながらベストを尽くしたいです。

── チームのパフォーマンスを0から10で評価してください。

alecks:7点です。バインドではもっと良いプレーができたはずですが、ロータスでの巻き返しにはとても満足しています。選手たちを本当に誇りに思います。

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