Natus Vincereに所属していたANGE1選手が9月5日、自身のXにて競技シーンからの引退を発表しました。約20年にわたるキャリアに区切りをつけ、来シーズンからはコーチとして新たな挑戦をスタートさせることを明らかにしました。
20 years of gaming comes to an end.
— NAVI ANGE1 (@OfficialANGE1) September 5, 2025
After taking a small break, I understood that it takes too much focus and energy for me to compete on the highest level. I truly did my best in the last 2 years, but expectation and reality unfortunately did not meet.
I still believe in my…
20年にわたる競技人生に一区切りをつけることとなりました。
短い休養期間を経て、最高レベルで競い続けるには、自分にとってあまりにも多くの集中力とエネルギーを要することを改めて実感しました。この2年間、自分なりに全力を尽くして取り組んできましたが、理想と現実には残念ながら隔たりがありました。
それでも、自身が思い描くゲームへのビジョンには今なお確信を持っています。この長いキャリアの中で得られた学びも数多くあります。終わりを悲しむのではなく、新たな旅の始まりとして捉えたいと思います。
来シーズンからは、コーチとしての新たな挑戦をスタートする予定です。
@OfficialANGE1
現在35歳のANGE1選手は、2005年にCounter-Strikeの競技シーンに参入し、16歳でプロ活動を開始。主にウクライナやロシア圏のチームで活動し、初期はdefdumps、Amazing Gaming、eXplosiveといった国内チームで経験を積んだほか、DTS GamingやHellRaisersでも活動しました。
その後、2012年からCounter-Strike: Global Offensiveへ移行し、Virtus.pro、Astana Dragons、および6年以上にわたって主力として活躍したHellRaisersではインゲームリーダーを務めました。Astana Dragons時代には、SLTV StarSeries VII準優勝、ESWC 2013での3位、TECHLABS Cup 2013で優勝といった成果を挙げ、HellRaisers時代にはDreamHack Summer 2014ベスト4やEMS One Katowice 2014ベスト8、Acer Predator Masters優勝といった安定的な成績を残しています。
2020年からはVALORANTへ転向し、PartyParrotsを経てFunPlus Phoenixに加入。VCT 2022ではStage 1 EMEA優勝、Stage 2 EMEA準優勝、Masters Copenhagenで国際タイトルを獲得し、Champions 2022でも4位の好成績を収めました。
2022年11月にはFPXのコアメンバーとともにNatus Vincereへ移籍。NAVIではLOCK//IN 2023でベスト4、VCT 2023 EMEA 4位、Champions 2023で9-12位、2025年のVCT EMEA Stage 2で4位に入るなど、ベテランIGLとしてチームを牽引しました。主にソーヴァ、KAY/O、ブリーチといったイニシエーターを使用し、キャリア通算でACS183.1・K/D0.85を記録。豊富な経験と戦術面での修正力が高く評価されてきました。
また、ANGE1選手はVALORANT Champions最年長出場選手としても知られており、長期にわたり戦術面からチームを支えてきました。約20年にわたる現役生活に幕を下ろし、来シーズンからはコーチとして新たな挑戦を始めるとしています。
Natus Vincere VALORANT部門の現在のロスターは以下の通りです。
※Shao選手はロシア国旗の表示を希望せず