「FNATIC」miniがヘッドコーチを辞任、より良いワークライフバランスを求めGM/アシスタントコーチの職を希望

EMEA地域のプロゲーミングチーム「Fnatic」は9月11日、VALORANT部門でヘッドコーチを務めるmini氏がヘッドコーチから辞任することを発表しました。

VALORANTチームがVCT 2024のキャンペーン中に素晴らしい成績を残したことを受け、@minijakeがヘッドコーチから辞任するという個人的な決断を下しました。

この決断は、より良いワークライフバランスの選択肢を模索するためにminiが慎重に検討した結果であり、私達は全面的にサポートしたいと考えています。私達はminiと積極的に話し合い、コーチングチームとして新たな役割を検討していますが、ヘッドコーチの役割を担う優秀な人材を探す必要があります。

Fnatcは、これまでVALORANTの旅でヘッドコーチとして素晴らしい仕事をしてくれたminiに感謝したいと思います。私達は彼の次の冒険をサポートすることに興奮しています！

@FNATIC

Counter Strikeで選手として活躍したminiは、2020年からVALORANTの競技シーンにコーチとして参入。2021年にFnaticのヘッドコーチに就任すると、8回の国際大会出場にチームを導き、2023年は「2023 VCT LOCK//IN」「VCT 2023 Masters Tokyo」で史上初の国際大会連覇を成し遂げました。

miniコーチは半年ほど前にチームにヘッドコーチとして再契約しないことを伝えたとし、Fnaticと将来について話し合いを続けているものの、他チームからのオファーを検討するとしています。また、同氏はアシスタントコーチかGMに最も興味を持っているとし、理にかなっているならば他の役割を検討するとも明かしています。

3年間Fnaticでヘッドコーチを務めたminiコーチは、「24時間365日”mini”ではなく、もう少し”Jacob Harris”（miniコーチの本名）でいたい」と説明しています。史上初の国際大会連覇を成し遂げたminiコーチですが、果たしてどのチームが獲得に動くこととなるでしょうか。Fnaticのヘッドコーチを誰が務めることになるのか、大きな注目が集まります。

Fnatic VALORANT部門

現在のFnatic VALORANT部門のラインナップは以下の通りです。

• 🇬🇧 Boaster
• 🇫🇮 Derke
• 🇹🇷 Alfajer
• 🇸🇪 Leo
• 🇷🇺 Chronicle