「VCT Americas」LOUD / Evil Geniusesの「Masters Tokyo」出場が決定

「VCT Americas」のプレイオフDay2が25日に行われ、勝利したLOUD / Evil Geniusesが「Masters Tokyo」と「Champions Los Angels」への出場を決めています。

プレイオフ対戦結果

25日の試合はいずれも大差でLOUDとEGが勝利し、「Masters Tokyo」と「Champions Los Angels」の出場を決めました。Americasの残り1枠はC9 / LEV / FUR / NRGによる争いとなります。

ゲームレポート

LOUD 2-0 FURIA

リーグ戦では2-0でLOUDが快勝したカードですが、今回はさらに差を広げての勝利となりました。

第1マップのヘイヴンはヴァイパー / ハーバー構成のミラーとなりましたが、LOUDが序盤から5連取に成功するなど、完成度で上回っていた印象です。cauanzin選手がスカイを使用しながらファーストキル5回とチームを牽引し、Less選手はラークを通し続けてACS313を記録しています。

アセントでは開幕2ラウンドを落とし、3ラウンド目を落としかけたところでエースのaspas選手が1v2エースクラッチ。これで勢いに乗ると9ラウンド連続取得に成功し、最後はtuyz選手のエースで勝利しました。フルバイラウンドでは1度しか負けておらず、完勝と言えるでしょう。

Evil Geniuses 2-0 Cloud9

リーグ6位で薄氷のプレイオフ進出を決めたEGですが、昨日に3位のNRGを破ると、今日は2位のC9を撃破。まさかの下克上を達成しています。

1マップ目のフラクチャーでは、守りスタートのEGが素晴らしい連携を見せ5度のリテイクに成功。後半のピストルラウンドではEthan選手が1v2クラッチに成功して勢いを保つと、そのまま13-5で勝利しています。

2マップ目のバインドでは連携に加え、高い個人技を見せつけました。4ラウンド目でEthan選手が1v1をしっかり勝ち切ると、Demon1選手の連続キルやBoostio選手の4キルなどが飛び出し、観客からは毎ラウンドのようにACEの大声援が送られていました。わずか30分強のゲームで13-2と圧倒しています。

一方のC9はEGの勢いを止められず、公式Twitterも特にハイライトはなかったと自嘲しています。リーグ戦では随一の安定感を誇っていたC9ですが、尾を引きそうな負け方で明日のパフォーマンスが気になるところです。