SEN TenZ、左手人差し指に「感染性関節炎」が発症。さらに新型コロナウイルス陽性と診断

北米プロゲーミングチーム「Sentinels」のVALORANT部門に所属するTenZ選手は4月16日、左手人差し指に「感染性関節炎」が発症したことを自身のInstagramで明かしました。さらに18日には新型コロナウイルス陽性と診断されたことが明かされています。

TenZ選手は自身のInstagramのストーリーで「Wtf happened to my finger」との文言とともに写真を投稿。炎症により左手人差し指が大きく腫れ上がっており、非常に痛々しい様子がうかがえます。

TenZ選手の婚約者であるKyedae氏は、同選手の症状について関節にひどい痛みが生じ、発赤や熱感が生じることがある「感染性関節炎」であることに加え、今朝には同選手が新型コロナウイルスの陽性反応が検出されたことを明かしています。

どうか理解してください。タイソン（TenZ）はプレーする必要がありました。もし、彼に選択肢があったなら、欠場していたと思います。関節炎を抱えながらプレーし、今朝は新型コロナウイルスの陽性反応が出たばかりです。彼もただの人間です。

そして、このツイートに対してコメントで攻撃を受けると思いますが、私は気にしません。ただ、自分が置かれている状況に絶望を感じていて、もしできることなら、彼が完全に集中し続けられるように私ががんであることを彼を含め誰に対しても隠していたいと思っていました。

彼は自分が一番だと言ったことは一度もありません。彼の人気には憎しみがつきものですが、彼は私が知る中で最も謙虚で心優しい人です。私がこんなことを言っても何も変わらないとは思いますが、彼も私もただの人間であることをご理解ください。

@kyedae

本来であれば先月に6人目としてチームに加入したMarved選手がTenZ選手の代役を務めるはずですが、Marved選手は現在ロサンゼルスの就労ビザ未取得の問題で、チームへの合流は大会中盤になると報じられています。

Sentinelsは現在、SicK選手が今年3月に発生したカーディーラーでの逮捕によって出場停止処分となり、その代役として加入したMarved選手はビザ問題により大会中盤までの出場困難と度重なる災難が続いています。さらには昨年10月よりヘッドコーチを務めていたSyykoNT氏が脱退し、代わりに元Ghost GamingのKaplan氏が同職を務めるなど、環境面でも大きな変化が訪れています。

現在VCT Americasでは1勝2敗でリーグ順位8位としているSentinels。苦境を乗り越えての巻き返しはなるでしょうか。

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