「Red Bull Homeground」100 ThievesがCloud9とのNA対決を制し優勝を飾る

12月9日-12日にかけて、イギリス・マンチェスターで開催されたVCT公式オフシーズントーナメント「Red Bull Home Ground」のグランドファイナルが12日行われ、「100 Thieves」が「Cloud9」に勝利し優勝を飾りました。

「Red Bull Home Ground」は、VALORANT Champions Tour 公式オフシーズントーナメントに含まれるオフライン大会。招待枠からはAMERICASリーグからCloud9 / 100 Thieves / KRÜ Esportsの3チーム、EMEAリーグからTeam Liquid / Team Vitality / Team Hereticsの3チームが参戦。さらに予選を通過したFUT Esportsも加わり、インターナショナルリーグに参加する7チームが参加する一大イベントとなりました。

100 Thieves vs Cloud9 ゲームレポート

今オフシーズンにZellsis・yayを加え、大きく体制を変更したCloud9（以下、C9）とCryocellsを加えた100 Thieves（以下、100T）の北米トップチームによる対戦となったグランドファイナル。第1マップのバインドでは、お互いレイズ・チェンバー・ヴァイパー・ブリムストーン・スカイのミラー構成での対戦となりました。

前半戦はbangの4killなどでアドバンテージを握った攻撃側の100Tのリードで試合が進みますが、C9もyayのオペレーターでのワンピックを活かし7-5の折返しを迎えます。

後半戦はC9がピストルラウンドを取得しゲームをタイへ戻しますが、100Tも武器不利のラウンドを取得しリードを譲りません。yayが自身が世界最高のチェンバー使いであることを証明するプレイを披露するも、素晴らしい連携を見せた100Tがbangの4kill試合を決め、13-10で第1マップを取得しました。

続く第2マップはフラクチャー。序盤は100Tがリードするも、C9も新加入のZellsisがブリーチのアビリティを見事に活かし、1v4クラッチを達成。C9が盛り返し、6-6と両者互角の戦いを繰り広げました。

後半ピストルラウンドを取得し、リードを得たC9ですが、Cryoのヘッドハンター・オペレーターでワンピックを奪った100Tが3連続でラウンドを取得。その後も常にワンピックを取り続けた100Tがアドバンテージを活かして13-9で第2マップを取得。優勝まであと1マップとしました。

第3マップのアイスボックスは100Tが高い完成度を披露。yayのオペレーターにうまく対処し、C9を寄せ付けない強さを見せます。9-3で折り返した後の後半戦は100Tが4連続でラウンドを取得し、13-9で100Tが第3マップに勝利、優勝を決めました。

セミファイナル＆ファイナル 配信アーカイブ

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