「VCT Game Changers Championship」日本代表「FENNEL HOTELAVA」がTeam Liquid BRに1-2で惜敗、次戦は11月18日午前5時開始予定

「VALORANT Game Changers Championship」Day2が行われ、日本代表「FENNEL HOTELAVA」はブラジル代表「Team Liquid Brazil」に1-2で敗れ、ローワーブラケットに回ることとなりました。次戦は11月18日午前5時より、EMEA代表「Guild X」と対戦します。

FENNEL HOTELAVA vs Team Liquid Brazil

第1MAP：アセント // 4-13 LOSE

第1マップはTLピックのアセント、FLはアタッカーサイドを選択します。FLは序盤から6本連続でラウンドを落とす苦しい展開に。その後はB挟みからミッドでロックダウンを使用、相手のスポーン側に抜けるなど面白い戦術を取り3本を返しますが、最終的には3-9での折り返しとなります。

防衛側に代わった後半ではピストルラウンドを落とし、3ラウンド目を何とか取り切るものの、反撃はここまで。4-13でアセントを落とし、この時点では力の差を感じる結果となっていました。

第2MAP：アイスボックス // 13-9 WIN

FLピックとなったアイスボックスではヴァイパー・オーメンの2コントローラー構成を採用。アタッカースタートとなったFLは2ラウンド目にsuzu選手の今大会初エースが飛び出し、勢いに乗ります。その後はラウンドを返されるものの、シュラウドステップを多用した攻めやミッドを重視した攻めが刺さり、6-6での折り返しとなりました。

後半は相手のノーデュエリスト構成に対し、オーメンのスモークを利用した遅延が効果を発揮する展開に。ピストルラウンドではFestival選手の1v2クラッチ、相手のセカンドバイをパーフェクトで返すと徐々にペースを握ります。スリフティを許すシーンもありましたが全体として動きが良く、Festival選手のオペレーターも冴えていました。このマップを13-8で取り返します。

第3MAP：ブリーズ // 9-13 LOSE

最終マップのブリーズで、FLは東アジア大会と同様にネオン・ジェットの2デュエリスト構成を採用。アタッカー側のFLはミッドの主導権を握り、ネストからコネクターに抜ける積極的なプレイを見せ、一時は5-3とリードします。しかし相手の対策もあり、最終的には6-6での折り返しとなりました。

防衛側のFLはリテイクを中心とした戦いを見せますが、やや押され気味の展開となります。ポイントとなったのは9-10で迎えた第20ラウンドでしょう。武器有利で迎えたこのラウンドでFLはAのリテイクを選択し、一時は5v3の状況を作りましたが、動きに焦りも見られここを落としてしまいました。その後は押し切られ、9-13で敗れています。

GCシーンの発足が他地域に比べ遅れていたこと、初のオフライン大会となることで苦戦も予想された今大会ですが、ダークホースとも称されていたTLに善戦したことで、FLの実力を評価する声も高まっています。次戦は直近のEMEA大会を制した強豪・Guild Xが相手となりますが、どのような戦いを見せるでしょうか。

日本時間18日の午前5時に予定されていたShopify Rebellion GC-Team Liquid Brazil戦が延期 (※開催地ドイツの法律により、18歳以下の選手は午後11時以降労働ができないため) になったことで、FLの次戦は18日の午前5時に決定。また同様の事態を避けるため、Day4は日本時間18日の21時から開始と時間が変更されています。