「FULL SENSE」がロスターを変更、Leviathanに代わりseph1rothがスタメンへ
「Nongshim RedForce」にWoohyuNが加入 ─ 2011年生まれ、今ACTアジアランク1位の俊英
「Gen.G」がLakiaの脱退を発表
「Esports Nations Cup 2026」世界各地で予選が終了、31チームの出場が決定
本稿では、Ninjutso様(ニンジュツォ)よりレビュー用にご提供いただいた「Katana Superlight」をレビューしていきます。
「Katana Superlight」は形状、重量、センサーにこだわり抜いて作られた60gの超軽量ワイヤレスゲーミングマウス。前作の「Katana Ultralight Wired Gaming」をワイヤレス化し、さまざまな点においてアップデートが施されています。
本稿では左右対称マウスとして高い人気を誇るLogicoolの「G PRO X Superlight (以下、G PRO)」と比較しつつ、本製品の魅力をお伝えしていきます。
| 商品名 | Katana Superlight |
| 本体カラー | Black / White |
| 形状 | 左右対称型 |
| 接続方式 | 無線 / 有線 |
| バッテリー持続時間 | 最大96時間 |
| サイズ | 39.2×60×125mm |
| 重量 | 59.8-60g (実測値) |
| ボタン数 | 5個 |
| センサー | Pixart PAW3370 |
| DPI | 50-19,000 DPI |
| ポーリングレート | 最大1,000Hz |
| LOD | 1/2mm |
| スイッチ | Huano pink dot |
| ケーブル | MagEaseマグネット充電 / パラコード延長ケーブル |
| ライティング | なし (DPIインジケーターのみ) |
| 保証期間 | 1年間 |

パッケージはコンパクトな紙箱。本製品のアピールポイントである本体重量60g、バッテリー持続時間96時間という点が大きく強調されています。

[smartslider3 slider=”5″]
業界最薄0.6mmのシェルを作ることに成功し、総重量をわずか60gに抑えた本製品。一見するとGPRO X SLに近い見た目をしている本製品ですが、実際に触ってみるとマイクロソフトの「IntelliMouse Optical(通称IMO)」に非常に近い形状であることが分かります。
IMOは2000年代初頭に発売され、価格の安さ、左右対称の握りやすい形状などが多くのゲーマーに受け入れられ、IE3.0と同様、FPS黎明期の2000年代にPCゲーマーから絶大な支持を集めていた人気マウス。左右対称マウスの先駆け的存在とも言える製品です。Katana SuperlightはそんなIMOにワイヤレス化、軽量化といった現代の最新技術を取り入れ、さらに改良を加えた最新の”IMOクローンマウス”です。
現在では「SteelSeries Sensei」、「ZOWIE S2」などといった”IMOクローン”と呼ばれる製品が数多く発売されていますが、無線対応で60gという軽量さを実現した製品は『Katana Superlight』が業界初ではないでしょうか。

メインボタンはG PROと同じセパレートタイプ。ただしボタンの形状は大きく異なっており、G PROがマウスの先端まで比較的直線に近いカーブを描いているのに対し、Katana Superlightはボタンの先端部分が丸まったフォルムとなっています。
G PROにはボタンの中央付近に浅いくぼみがあり、これによって抜群のフィット感と指のホームポジションの安定化というメリットを生み出しています。その一方で、Katana Superlightにはこのようなくぼみはなく、フィット感という面ではG PROが優れているように感じられます。逆に言えばKatana Superlightはクセのない形状で、どのような持ち方にも対応できるという点が大きな特徴となっています。



一つ注意すべき点として、Katana Superlightはボタンの先端が丸まっている形状のため、かぶせ持ちをした場合に人によっては指の先端がボタンから浮いてしまうことがあります(筆者は手が平均よりも大きめ)。ここは人によっては気になる点かも知れません。
メインボタンのクリック感に関しては、G PROに比べるとやや硬め。ストロークは標準的で跳ね返り感が強く、連打やタップ撃ちに向いているといった印象です。クリック音もやや大きめで、「カチッ」よりも「コトッ」とした感じの低めの音。
スイッチには「ZOWIE ECシリーズ」「VAXEE NP-01」などにも採用されているHuano製のpink dotが使用されています。クリック感はやや硬めですが、重すぎるといったことはなく確実なクリック感を得られるため、VALORANTのように精密な射撃が求められるゲームに向いたクリック感であると感じます。

表面塗装はマットな質感になっており、すべすべとした肌触り。メインボタン部分のみ少しザラザラとした質感になっており、少しだけグリップ感が向上しています。
クリック音(左→右)

サイドボタンの位置・形状はG PROに似ており、ストロークも適度な長さで非常に押しやすいです。クリック感はやや硬めでクリック音も少し大きめ。
Katana SuperlightがG PROと大きく異なる2つ目の点は、サイド部分の形状にあります。G PROがトップからボトムにかけて窪みが作られている一方、Katana Superlightはボトムに向かうにつれて徐々に幅が広がっていくような形状となっています。
最近ではグリップ感を高めるためにG PROのようにサイド部分に”窪み”が作られているマウスが多い中、Katana Superlightでは、IMO独特のシェイプが忠実に再現されています。

前述した通り、Katana Superlightの側面は”八の字”の形状のため、マウスを持ち上げる際のグリップ感はG PROのようなマウスに比べるとやや弱め。指を寝かせてグリップする「かぶせ持ち」では少しグリップ感に欠け、マウスの持ち上げ動作がし辛い印象を受けます。対して、指を立ててグリップする「つかみ持ち」「つまみ持ち」では、必要十分なグリップ感を得ることができます。G PROはマウスを親指と薬指/小指で挟む感覚ですが、Katana Superlightはマウスに「手を被せている」感覚です。
クリック音(前→後)

Katana Superlightのホイールスクロールはゴリゴリと硬い感触で、一つ一つのノッチ感が強く感じられます。高さはG PROに比べるとやや低めに設計されており、チルト機能はありません。
G PROホイールのノッチ感をより際立たせたもの、といえば分かりやすいでしょうか。
スクロール / クリック音

マウスソールはフロント/中央Oリング/リアの3箇所に設置されており、厚さは0.7mmと標準的。エッジ部分には丸みを帯びたラウンドエッジ加工が丁寧に施されており、マウスパッドとの引っ掛かりなどは一切感じられません。
標準ソールとしては滑りはかなり良好。サードパーティ製への交換の必要性も感じられず、非常に完成度の高いマウスソールです。

ボトムシェルには半透明の素材が使用されており、ほんのりと中が透ける仕様になっています。
センサーには、PixArt社の最新フラグシップセンサー「PixArt PAW3370」を採用。最大解像度19,000DPI、最大加速度50Gと業界トップの性能を誇るセンサーが搭載されています。センサー位置はマウス底面の中央に設置されており、特に扱いやすい印象です。
電源スイッチとDPI切替スイッチは底面に設置されており、ここで電源のOn/Off、DPIの4段階切り替えを行うことができます。

Katana SuperlightにはLEDライティングはなく、マウストップにDPIの変更を知らせるインジケーターのみ。切り替え直後の数秒のみライティングされ、使用中にはLEDは点灯しません。良い意味でゲーミングデバイス感のない、質実剛健な仕上がりになっています。

本体重量の計測結果は、公称値とほぼ同じの59.8g。超軽量と謳われるG PRO X SLよりも、約2gほど軽くなっています。公称値ではあるものの、最大96時間の大容量バッテリーを搭載しながらこの軽量さは凄いとしか言いようがありません(G PROは公称値で70時間)。

付属するケーブルは「MagEaseマグネット充電ケーブル」「USB延長ケーブル」の2点。パラコードタイプの柔らかな素材が使用されています。

充電端子はマグネット方式になっており、近づけるだけで簡単に充電することが可能です。磁力はそこそこ強く、よっぽど激しい使い方をしない限りでは、ケーブルを繋げた状態での使用もできます。
ただし、机上の物に引っかかると結構簡単に外れるため、基本的には有線での使用は想定されていないものと思われます。

専用のソフトウェアでは、DPI / リフトオフディスタンス / キーバインド / マクロ / バッテリー残量の確認などを行うことができます。
DPIは初期状態では400 / 800 / 1600 / 3200の4段階となっており、専用ソフトウェアで50-19,000の間で50刻み(10,000以降は100刻み)で設定可能です。
Logicool G PRO X Superlightとの比較画像です。ご参考までに。







「Katana Superlight」の総評としては、G PROとIMOのいいとこ取りをし、最新技術を搭載してアップデートされたIMOクローンマウスといった印象です。
ワイヤレス対応で60gの軽量さを実現しながらも、全体的にたわみや軋みなどもはほとんど見られず、ビルドクオリティは非常に良好。前作から改良されたなめらかな滑りが特徴の標準ソール、センサーには最新の「PixArt PAW3370」を搭載するなど、随所にメーカーのこだわりを感じる製品です。
IMOを忠実に再現したクローンマウスで無線対応、60g未満の軽量マウスとなると本製品以外で選択肢を見つけるのは難しいのが現状。クリック音の大きさ以外には特に欠点らしい点もなく、軽量ワイヤレスマウスをお探しでIMOの形状が好みであれば、「Katana Superlight」は間違いなくおすすめできる製品です。